『高橋さん、嵐のメンバーからの告白が終わりましたら、(そんな○○の花言葉は□□。)ってナレーションが流れますから、その後で花束を受け取ってください。できれば、最後に一言お願いします。』

 みんなが花束を選びに行っている間にスタッフさんから説明がある。
 告白とナレーションを聞いてから花束を受け取る。そこで一言ね。
 手順を頭の中に入れ、「分かりました。」と頷く。

『みなさん、どんな花でどんな告白されるか楽しみですね。』
「そうですよね。今頃みんなの頭はフル回転なんだろうなぁ。」

 簡単にヘアとメイクを直して貰いながら、メイクさんと雑談する。
 こういうのが苦手な翔くんが、「全然思いつかねぇ!」と頭をガシガシかくから、メイクさんがそっちへとんでいった。

 口を押えて笑っていると、髪の毛を直して貰っている翔くんが、口だけで「わ・ら・う・な。」って言ってきた。
 その行動が可笑しくて私も「が・ん・ば・れ。」と返す。

 それに気付いたニノが邪魔するように、私たちの真ん中に立った。

「翔ちゃん、よそ見してていいのかな?」
「だぁ! それを言うなよ。束の間忘れてたのに!!」

「ふふ。でも翔ちゃん、順番最後みたいだから良かったね。」
「マジで? でも最後は最後でハードル上がるからなぁ……。」

「お、俺最初だ。一番多くない?」
「そうかも。相葉くんが基準になるんだからね。」

「そういう潤くんは二番目か。俺の前じゃん。」
「で、ニノの次が俺。」

『嵐さん、そろそろセットへお願いします。』

はーい。

 それぞれが選んだ花を手にソファーへ座る。私は新たに前へ用意されたテーブルセットに腰掛けた。

『では、櫻井さん、進行お願いします。』

 その声で空気が引き締まり、本番が始まった。

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