「まず俺から。1999年というと、デビューの年だよね。」
「伝説のハワイ船上会見。」
「世界中に嵐を巻き起こしたい。」
「相葉くん、そればっかり言ってたもんね。笑」
「ホント、何が何だかさっぱりわかんなかったもん。」
「辞めたい人も多かったし。笑」
「9月15日以降は、生活が一変して。こんなに忙しかったら倒れてしまうって、真剣に逃げようと思った。」
「確かにきつかったよな。俺はワールドカップ終わるまでの、期間限定だと思ってたし。」
「そんなグループが、よく今まで続いたよね。」
「あの頃って、みんなで寄り添ってなきゃ立ってられなかった。」
「そうだったね。そうすることでしか、自分を守れなかった。」
「周りがなんかすごく怖いものに見えてね。そんなわけないのに。」
「あいは特にそうだったじゃん。ジャニーズ初の女子! とかってさんざん騒がれたし。」
「うん。見ててホント辛そうだった。」
「歯食いしばってる姿見てたら、俺たちが頑張らないでどうするって思ったもん。」
「ね。負けてらんないなって。」
「でも少しずつ、応援してくれる人も増えてきて。」
「やらなきゃってがむしゃらに思ってた。」
「で、そんなデビューからしばらくたった2002年が俺ね。確か相葉ちゃんが入院したんだよね。」
「そうなんだよ。ホント迷惑かけました。」
「迷惑というより心配だったよね。大丈夫なのかなっていつも思ってた。」
「相葉くん、自分のことより人のことばっかり心配するから。」
「そんな相葉さん見てる俺らも辛いんだからね。」
「そうそう。頑張り過ぎも禁物だよ。」
「やっべぇ。俺泣きそう。松潤、話題変えて。」
「まだ泣くのは早えぇよ。笑 確かCの嵐が始まったのもこの年じゃなかった?」
「あー、あれ大変だったよな。」
「俺、土下座したもん。」
「そうだよな。でも、あの番組のおかげで社会っていうか、世間の風に触れることができた。」
「やっぱり俺たちの世界って特殊だから、勉強になったよね。」
「毎回、何するんだろう……って不安だったけどね。」
「収録前、あいいつも震えてたもんね。」
「そうだそうだ。よくニノの背中にくっついてたもんなぁ。」
「ふふ。でも、この番組からDの嵐、Gの嵐、宿題くんって続いていくんだよね。」
「そう思うと、やっぱり仕事の基礎を作ってくれた番組とも言えるのかもね……。」
「スタッフさんに育てていただいたよね。」
「で、2004年、俺行きますよ。やっぱり初の24時間テレビのパーソナリティーでしょ。」
「そうそう。24時間の時も、Dの嵐のスタッフさんがついてくださって、安心したの覚えてるなぁ。」
「初めての司会で、みんな緊張してたから、本当にありがたかったね。」
「俺さ、ろう学校の子たちと踊ったの。未だに忘れないなぁ。」
「みんなそれぞれチャレンジさせてもらったんだよね。」
「ハンディキャップを持った方々と、音楽を通して一つのことに取り組めた。」
「本番の武道館では鳥肌たったなぁ。」
「あの緊張感の中、やり切った後の顔が、何とも言えなかったね。」
「で、相葉くんの手紙だよね。あれはヤバかった。」
「ホントに知らなかったもんね。」
「相葉くんの素直な気持ちが伝わってきて、涙が止まらなかったもん。」
「あい、号泣してたもんね。」
「でも、一番早かったのは潤くんだよ。」
「お前だって、隣でずっと泣いてたじゃん。」
「ホントいい手紙だったよ。」
「いや、泣きすぎて反省した。伝える立場なのに、ちゃんと伝えられなくて。」
「でも、相葉くんらしくてグッと来たよ。」
「その後歌ったHeroも、相葉さんとあい泣きっぱなしでさ。」
「なんとか歌ってるんだけど、聞こえてくる声が震えてるのよ。」
「それ聞いたら、俺も泣けてきて。せっかく泣き止んだのに。笑」
「ニノも言ってたけど、嵐にとって最高の夏になったよね。」
「ホントホント。いや、ティシューどこ?」
「お前、もう泣いてんのかよ。ってあいも?」
「仕方ない。だって涙が出てくるんだから。」
「ね。ちょっと落ち着くから先いってて。」
「深呼吸しといてね。笑」
prev /
next
better tomorrow