九死に一生を得たよ、全く




はあ、と息を吐いて止血しながら先程までの事を振り返る






まず、豊臣軍が挙兵していたこと

今まで出れずとも官兵衛殿が戦の日取りは教えていてくれたから
だから、俺が知らないことがおかしい



次に俺を攻撃してきた銀色の彼


彼の戦装束に象られていたのは石田三成の大一大万大吉の文字





誰かが豊臣と偽って挙兵した


そう考えられたが、その理由は?




「…全然分からない」





何もかも、全然




「…とりあえず屋敷に帰ろっと」





羅針盤使うか

楽に移動出来るし、遠くまで見渡せるし


「そんじゃま、行きますか」


疲れたし、早く寝たいなぁ

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