『孤独な夜のダンス』

湿り気まじりの

ひんやりした空気を

頬に受け

重い足取り

憂鬱な家路



一瞬開けた

視界の先に

幾重にも

不穏帯びた雲を纏い

妖しく在る満月



私の足元を

穏やかに照らし

闇と戯れ

ひっそり微笑む


それは

孤独な夜のダンス

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