『午後、ある場所にて』

陽光に痛む目で

やがては空を仰ぎ

自らの内へと帰す時

暗黒はけだるくも貴く

失い続けてきたものを

穏やかに照らしている



その歪んだ時の一端に

腰をおろしたまま

微動だにせず

夢想している私がいた



そこにこそ

私がための場所があり

悟られるべき姿を

形成してゆくだろう

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