第零話「自己紹介」

間門静(まかどしず)
大学生のとき子供を助けた際に交通事故で死亡。
しかし本当は死ぬ予定ではなかったとあの世で神様から告げられ、人を助けて死んだということで「大富豪の子供に転生するか、もう一度人生をやり直すか」と選択肢を与えてもらう。
とりあえず家族に恩を返していなかったと悔いていたので、後者を選択した。
そんなこんなで20歳という記憶をもったまま、蛍は二度目の人生を送ることになったのである。神様からのプレゼント付きで。

自尊心がやや高め、自分と家族が傷つかなければそれで良しな性格。
いかに効率よく生きるか、常に低燃費を心がけている。
1回目の人生では幼少期にかなり勉強をおさぼりしていたため基礎もままならなかったので、2回目の人生では以前の記憶を活かしながら、知識をつけることを決意。
人前ではとりあえず笑顔をつくって、常に傍観者で、それでいて中間の立場でいることを心がけている。
心のなかは腹黒で、自分より劣っている人がいると安心する、クソ野郎。

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