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翌日、学校に登校すると初戦突破したことを3年生から祝福された。
特に前園が誰よりも嬉しい表情を浮けべていた。
そしてこちらは2−B 。
「んなこと言いやがるからよ!グラウンドで卍で泣かせてやったぜ!」
「仲いいな」
「どこがだよ!!あのバカ村!」
2学期になって席替えをしてからも二人は席が近いため、休み時間も一緒にいるときが多かった。
ちなみに巴と御幸はまたしても隣同士の席である。いつもの様に読書をしている青道の女神に、クラスの男子が視線を送っていた。
「御幸」
そのときとなりのクラスから渡辺、工藤、東尾の3人がやってきた。
「ちょっといーかな…」
「どーしたナベちゃん、隣からわざわざ」
「い、いやちょっと」
渡辺が何か言いかけようとしたとき、クラスの女子が御幸たちの方に来て声をかけてきた。
「御幸くん、月代さん、これ修学旅行の班分けたやつ」
「ほら、倉持にも」
「なんで俺は呼び捨てなんだよ!」
「大会と日程が被るかも知れないんでしょ?だから野球だけまとめて固めてあるけど・・・」
「はは…本当だ、これじゃ寮と変わんねーじゃん」
用紙を見ながら苦笑いをする倉持。
そこには巴の名前も書かれていた。
「行かないよ、野球部。試合に負ける予定がねぇ!」
御幸は自信のある表情でそう告げた。
そして倉持も用紙を彼女たちに返す。
「な!」
「え…あ、ああ!」
御幸はその話を渡辺たちにも振る。
やや間があったことに気づいているのは、巴だけだろうか。
しかし野球部が大会で修学旅行に行けないと分かると、今度はクラスの男子たちにどよめきが走った。
「野球部が大会ってことは…!」
「月代さんも来れない…っ、だと…!」
「くそぅ…!オレ、月代さんと回れるかもって期待してたのに!」
「ヒャハハハ、クラスのやつら顔死んでんぞ」
その様子を倉持が笑っているなか、御幸は渡辺たちに用件を聞いていた。
「で、どーしたの?」
「ごめん…やっぱいいや」
「え?」
そう言うと渡辺たちは教室を出て行き、再度教室を訪れることなく放課後の練習を迎えた。