今年も庭の向日葵が満開を迎えた。 あの小さな種を一緒に埋めたのはいつだっただろう。 太陽を浴びて輝く大きな花は、見るだけで一人の存在を思い出させる。 アンタがいなくなってからもう何年も経った。 家の向日葵は毎年、決まっていたかのようにお盆に咲く。 そしていつも、向日葵が咲いた日の夕刻に、 「リヒト」 アンタはここへ帰ってきてしまうんだ。...more