第4話:どうやら侵入者のようです
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最近のユートとレンは基本的に食休みの時間にはあの巨大な白狼――ノルンのモフモフに埋まりながら眠っている。
ノルンとその娘な子狼――ベルはレンを恩人として定義して、ユートをそんな恩人たるレンの番であると認識をしているらしい。
何とも自然界に生きた野性的な感覚であろう、因みにノルンの番が姿を見せないのは死んでいる可能性が高かったが、或いは母親だけで子を育てる種族で父親は行きずりの関係かも?
何にせよこの名も知らぬ世界にてフェンリルと呼ばれる種族の生態など判らないし、縦しんば知った処でこの神狼の母娘が今更どうなる事も無いのだから必要にならない限り捨て置く。
昨夜もユートとレンは日課を済ませていた上、朝っぱらから勃ち上がる肉棒の処理をレンが進んでヤってくれていた。
基本的に夜はヤりっ放しで眠りに就き、朝餉の前に一っ風呂浴びてから行動の開始をする。
朝餉、昼餉、夕餉に関しては完全にユートとしてはレン任せにしており、アレの染みが着いてしまったシーツや布団はユートが魔法で洗い魔法で乾かしてから干していた。
それからの行動はそれぞれで日々により違い、一応は誰が何をしているかの大雑把な予定だけは伝え合っている。
ユートがノルンやベルと共に狩りに行く時にはレンが留守番しつつスキルを磨くなど、各々が取る行動が無駄に被らない様にする為だ。
朝から昼までと昼から夕方までで仕事をしているけど、レンは家庭菜園にも手を出していたから朝から昼までは家での仕事を優先させている。
故にユートは朝はノルンとベルを連れて狩りに出掛けるのが基本行動だった。
だけど冬も近くなったのか肌寒い日々。
レンも畑は休耕して狩りに出ると宣言したのでノルンとベルに護衛を任せ、家でユートは錬金術にて薬などの調合などを行う事にする。
ユートの錬金術は【ハガレン】系ではなくて、所謂【アトリエ】系の技術だ。
巨大な錬金釜を用意して素材を投入したやり、ぐーるぐると錬金棒にて掻き回す。
レンのやり方とは根本から異なっていた。
その基礎は【素材を解析して理解をする事】→【素材を分解して必要な成分を抽出する事】→【抽出された成分を混ぜ合わせ再構成する事】の三段階に分けられる。
これらを成立させるのが魔力。
ほんの例外を除けば根本的に魔力を持ってない生物は先ず居ない為、建前上は錬金術に特別となる才能は要らないとされている。
然しながら使えるというのと使い熟すというのは全く別物なのと同様、やるだけならば誰にでもやれる錬金術もその深淵を覗けるかどうかは違ってくるものだ。
物によって調合に掛かる時間は変わるのだが、ユートの場合は高速錬金により通常よりも可成り早い調合が可能。
「『フラム改』の出来上がりっと」
独自の調合で通常のレシピから改良を加えてみたり好きに造っていた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
夜にはすっかりえっちぃ事にも慣れたレンとの愉しい御触り会。
最後まではヤらないまでも互いの敏感な部位を触り合い、絶頂にまで導く事で擬似的なセックスの快感を得ていた。
【C】の呪いで性欲が強いユートからしたら温い刺激だが、それでも一〇年間も我慢をしてきただけに堪能している。
まぁ、ユートもこの肉体では一〇歳なのだから此処まで早くヤれるとは思ってなかったけど。
とはいえ今現在ユートの目の前に在る小さな穴にユートの肉棒を挿入するには、数えで一二歳となる以上せめて一年くらいのスパンで時間が必要となるから今は触れるだけで我慢するしかない。
おっぱいは其処らの大人など歯牙にも掛けない大きさと存在感だけど。
確実にシエスタは越えており、カトレアに勝るとも劣らない、ティファニアの爆乳には流石に劣るだろうけど一〇歳でこれなら、一八歳くらいになったらティファニア並になる可能性も?
レンとは仲が良かったトリエラも同い年な訳だけど、彼女の胸は歳相応くらいかちょっと在るといった感じだ。
トリエラはうっすら浅黒い肌をして淡い金髪に碧眼、何故か必要以上に苦労を背負い込むタイプである。
レンはトリエラとは親友であり、ユートが居なかった場合は彼女が虐めっ子――ケインから守っていたのかも知れない。
一応、本当に一応の擁護をすれば例えばだけどケインがレンから食事を取り上げた事があるが、それはもっと小さな孤児院生に分け与える為では確かにあった。
然しながら、レンがちょっと背が高いからといってそれを理由に食事を取り上げるとか、レンからしたら冗談では無い出来事であろう。
ケインは決して頭が悪い訳ではないがレン達からの認識は莫迦、KYで加減を知らずに独善的な正義を押し付けるという、しかもそれでいて他者を引っ張るカリスマみたいなものを持っていて、男子からの人望は割かしあったし顔が割と良いから街で親を持つ少女達からは人気があった。
レンは最早、蛇蝎の如く嫌っている。
尚、レンがユートに縋り付いているのを見ては睨んでくる辺り、或いは好きな子を虐める心境であったのかも知れない。
「あ、ユート……そこ、良い……」
人差し指を菊門に捩じ込まれてソコから感じる部分を強く刺激され、御股からダラダラと愛液を垂れ流しながら自分のおっぱいを揉む。
気持ちが良過ぎて立っているのも難しくなり、先程までは前屈み気味に柱へ掴まり立ちをしていたレンだけど、今はハァハァと荒い息を吐きながら四つん這いになってしまった。
ユートはそんな彼女の直腸を更なる刺激が襲う様にと、子宮の裏側付近やらポルチオ周辺などを刺激していった。
執拗に菊門――お尻の穴を責めているのはレンが頼んできたから。
『ユートが数えで一二歳以下の子とセ○クスしないのって、結局の処は自己満足なんじゃないかなって思うんだけど……そのさ、やっぱりオ○ンチンの刺激が足りてないよね?』
『そりゃ、フェラやパイズリや手コキだけじゃあどうしても……なぁ』
派生で素股やパイズリフェラみたいなプレイも在るけど、やはり膣壁の襞に包まれる感覚に比べるとどうしても足りていない。
それでもレンが懸命に頑張ってくれていたし、練習もしているみたいだからイク事が出来ている訳だが、やはり膣内の襞に包まれながら思う様に腰を振って突きたい時だってある。
『処女膜を傷付けたくないのならお尻とか……はどうかな?』
『はぁ?』
ユートはレンからの突然な変態的過ぎる提案に驚きの声を上げたものだった。
ユートはレンのお尻に指を突っ込みながら話を始める。
「まさか、ア○ルセ○クスを申し出て来るとは。レンってマジにエロエロだな」
「うぐっ! 私ばっかり気持ち良くなるのも悪いからですよ!」
真っ赤な頬でプイッと顔を逸らす。
「とはいえ、慣れていないとキツいばかりだから先ずは慣らしてから……だな」
さっきから指を抜き差ししているのも慣らしの為だし、少なくとも指を二本差しが出来ない様ではユートの肉棒を受け容れ難い。
「お尻がこんなに良いなんて聞いてないです! 前世を通して初めての刺激ぃぃんんっ!」
当たり前だけど男色の気は無かった前世にて、結城蓮十朗がア○ルの快楽に目覚めるなんて事には決してならなかった。
だけど今は女の子で、男とこんな行為は吐き気がするくらいには嫌だったけど、ユートからされるのは嬉しいと感じている。
「あ、何か変……で……お尻……なのに……イク……何かイッちゃう……んんっっ!?」
絶頂を迎えプシューッ! と勢いよく潮吹きをしてしまったレンは、アヘ顔を晒しながらフニャッとしてしまっていた。
ビクンビクンと痙攣をしている脚。
もう何度ユートにイカされたか知れないけど、こんなエロい様子を見て未だにレンは処女だと誰が信じるだろうか?
それでもユートはレンと本番を一度もヤってはいなかったりする。
「ほら、自分だけイッてないで僕も気持ち良くしてくれなきゃ!」
ユートが長くて太くて硬い肉棒をレンの顔へと近付けると、無意識からなのか舌を出して肉棒の先っぽをぺろぺろと舐め始めた。
だけど意識的にしてないからかユートとしては全く足りない。
(街にでも出て娼館に行くか?)
などと考え始めたら謂わば女の勘というのだろうか? レンの舌の使い方が良くなったので見下ろすと、舐めながら頬を朱に染めつつも上目遣いでユートを見上げていた。
どうやらユートが不穏な事を考えたのに気が付いたらしい。
あざといとも思うけどレンは前世を考えなかったら滅茶苦茶に可愛く、取り敢えずレンだけでも良いかと思わせるだけの容姿をしている。
前はガリガリだったのもあり然程でもなかったのだが、今は背丈こそ変わらないまでも巨乳化をしたおっぱいの存在感と昔よりふっくら可愛い顔と相俟って可成りのレベルだ。
(巨乳ってスキルがMAXまで上がったら次には爆乳スキルにでもなるのかね?)
ユートはレンのおっぱいで肉棒を挟み込みながら考えるのだった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
それから二日後……
今日は二人して森に入った。
まるで結婚生活みたいに暮らしているのだし、折角だから共同作業をしてみようとかレンが訳の判らない事を言い出したのだ。
まぁ、レンの手際を直に見るのも悪くはないかと了承をして出掛けたのである。
勿論、ノルンとベルも一緒に。
「こうしてると孤児院での事を思い出すな」
「そうですね。まぁ、思い出したくも無い事とかはありますけど」
「ケインと取り巻きか?」
「勿論ですとも」
実は虐めを抑制していたらしいケインだけど、それで自分が虐めたら無意味であろう。
当初は仲も良い方だった筈の二人は、思春期に突入したケインによる照れ隠し的な虐めによって拗れに拗れてしまい、ケイン自身はレンに想いを寄せて将来は結婚とか考えていた節もあるけど、今のレンは顔も見たくないレベルで嫌っていた。
ユートからすればレンと仲好くなれて好都合とも云えるが、それで仲違いをさせる程に鬼畜ではないから一応はケインに忠告をしている。
聞く耳を持たなかったけど。
「孤児院を離れてから半年以上も経った訳だし、トリエラやアルルやリコ――リコリス達は元気にしているか気にならないか? 特にトリエラは親友の間柄だったんだし」
「……気にはなります。だけどまさか見に行く訳にもいきませんから」
「まぁ、死を偽装してるけど僕らが見付かったら意味も無くなるしな」
「偽装? そんな事をしていたんですか」
「万が一にも追われたく無いだろ? 軽く偽装をしてあるから向こうには死んだと思われている筈だから」
「それは良かったです。それにしてもトリエラ……ですか、確かに記憶を取り戻してもベースがレンである私には彼女は親友ですね」
ちょっと複雑な気分になるレン。
ユートは気付いていないが、親レン派とも云える派閥の少女らは基本的にユートへ淡い想いを懐いていたからだ。
レン自身がそうであったしトリエラとアルルとリコリスもそう、猫系獣人でレンの妹分というよりガチに妹と見られるクロも懐いていた。
レンにはケモミミも尻尾も無いのに同じ黒髪に雰囲気からか、周りが初めて並んだ二人を見たら十中八九で妹だと云われる。
クロが昼寝をする際は必ずレンかユートの膝へと移動をするけど、その割合はレン>ユートとなっているから微妙にレンが多い。
「うん?」
「どうしました?」
「風が声を運んできた」
「……へ?」
レンが間抜けな声を出す。
「風が呼んでるんですか? いつか聴いたみたいなあの声で」
「僕は誰にも止められない旋風じゃないぞ」
意味不明な会話をするけど実は結構な切迫感が漂っており、放って置けば間違いなく不幸な出来事となってしまうであろう。
「僕は精霊術師だからね。契約した精霊との繋がりがあるんだ」
「精霊……ね。ノルン?」
『グルル!』
「肯定みたいです」
レンはある程度だがノルンとの対話が可能となっていて、先程もノルンのスキルや鼻を頼りに訊いてみたのだが見事に肯定された。
「なら急ぎましょう!」
「勿論だ」
駆けると見付けたのがゴブリン三匹に追い回される一桁歳らしき女の子。
「イヤァァァッ!」
『ギギィ!』
放って置けば殺されるか、幼な過ぎるとはいえ孕み袋にされるかの二者択一となる。
否、ゴブリンのあの表情からして玩具感覚で遊んで飽きたら殺す感じだろうか? いずれにせよあの女の子が不幸な目に遭うというのは確定した様なものだった。
「レン、僕があの子を掻っ攫うからエアバレルでゴブリンを潰せ」
「了解!」
レンはエアバレルをセットアップして弾丸として礫を使う。
「変身!」
いつの間にかマゼンタカラーのバックルという派手なベルトを装着し、ユートはバックルを開いてカードをスリットに装填した。
《KAMEN RIDE DECADE!》
派手なマゼンタカラーの鎧に緑の複眼を持った全身をアンダースーツと鎧を纏う仮面の騎士――
「まさか、仮面ライダー?」
レンも仮面ライダーくらいは識っていたけど、よもや本物? を見るなど想像の埒外だ。
《ATTACK RIDE CLOCK UP!》
次のカードを装填したらユートの姿が刹那の刻に消え去ったかと思えば、何故か女の子の姿までが消えていて驚いたレンだったが……
「エ、エアバレル!」
すぐに礫を放った。
同時にノルンもゴブリンの頭を潰して闘いと呼ぶのも烏滸がましい虐殺となる。
ふと見れば頭上でハテナマークを乱舞させながら混乱する女の子が、仮面ライダーに変身をしていると思しきユートに抱えられていた。
混乱しているのも無理は無い。
ゴブリンに襲われて追い詰められていたかと思ったら、次の瞬間にはおかしな鎧に身を包む顔も判らぬ誰かに抱えられていたのだから。
「ふぇ? だ、だれ? わたし、なんで……ふぇぇぇぇぇぇええええっ!?」
「落ち着け」
「ひぃっ!」
殊更に怒鳴ったとか低い声を出した訳でも無ければ威嚇した訳でも無い、なのに女の子は何故か絶望にも似た表情で叫んでくれた。
然しながら女の子の視線は若干ユートを外れ、後ろの方を視ていたから振り返ると……
『ガウ!』
『グルル……』
ガリッボリッとゴブリンを咀嚼していた。
「うわぁ……ノルンもベルもそんなすぐに喰わんでも良さそうなもんだけど」
「わ、わたし……たべられちゃうの?」
血に濡れた巨狼の牙を見てカクンと意識を落として気絶してしまう。
「あ゛!」
大変な事に女の子は女の子としてやっちゃいけない事をしながら気絶した為、仕方がないとレンと共に女の子を家に運んでやった。
因みにノルンとベルにまだ喰われていなかったゴブリンは収納しておく。
別の魔物が寄ってくるから放置は出来ないし、コイツらの魔石も取りたいからだ。
テンプレ万歳というか魔石は売却が出来る上、魔導具の素材の一つに使える。
抜き取ったら改めてノルンとベルに喰わせるか畑の肥やしにでもしてしまおう。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「う、ん?」
目を覚ました女の子。
自身の見知らぬ場所に戸惑いを隠せない女の子はソファに座った侭、キョロキョロと辺りを見回してすぐにギョッとした表情となる。
自分より少し歳が上っぽい黒髪の男女が唇を重ね絡み合っていたから。
勿論、それが好きな者同士のキスという行為なのは女の子も知っているけど、彼女が知っていたのは唇を重ねるだけのものでしかない。
冒険者となった兄と幼馴染みのお姉ちゃんが、帰省をした初日の夜中に隠れながらしているのを見たけど、蕩けた表情でキスをねだるお姉ちゃんと唇を重ねた兄を見て自分も真っ赤になりながら目を覆いながらも隙間から覗いたものだった。
ヤっている事が似てはいたけどこの全く見知らぬ男女の二人は、唇を重ねた後に一度は離してから再び唇を重ねると今度は口を半開きにして舌を互いに口内へと入れ、明らかに舌と舌を絡ませて舐め合っている様子である。
ピチャピチャと何だか聴いているだけで御股が熱くなる水音、余りにも淫靡なその音に兄と幼馴染みのお姉ちゃんのやり取り以上に真っ赤になってしまい、目が離せない釘付けな状態でガン見をして固唾をゴクリと呑んでいた。
そんな女の子の様子には気付いていないのか、舌を絡ませるキスっぽい行為が激しさを増していくにつれ、男の手が女の子がどうあっても手が届きそうにないおっきなおっぱいを揉み始める。
露わになった生乳に男の人差し指の先が乳首をクリクリと回す様に捏ね、ズニュ〜ッと埋没させたりと好きな弄くっていた。
そうされる度に女は紅い顔に蕩けた瞳で男の顔を見つめ、気持ちが良さそうに小さな喘ぎ声を上げながら肢体を密着させていく。
次第にキスから違う行為に移行していったが、女の子にそれは未知の領域であったと云う。
男の右膝が女の御股を閉じさせず、更には倒れて座り込む事すら赦さずキスをしていた口が女の乳首を吸い始めた。
「っ!?」
おっぱいは赤ちゃんが飲む物と相場は決まっているし、女の子だって数年前には母親の乳房から母乳を飲んでいたのだ。
しかも女は恍惚とした表情で顔が天を仰ぐ様は心地が良さそう。
兄と幼馴染みのお姉ちゃんは唇を重ねるキスをした後は特に何もせず、キスだけで全部が終わりみたいに幼馴染みのお姉ちゃんも満足気だった。
だけどこの二人はまだ先が在るのだと謂わんばかりに行為を続けている。
そして遂には女の手が男の股間をズボン越しに撫で始めた。
「っっ!?」
最早、女の子には理解が全く追い付かず意味が解らない。
性的な知識が有る年齢ではないのだからそれは仕方がないとも云えるが、実際には睦み合っている男女――ユートとレンも本来なら女の子と年齢がニ〜三歳くらいしか違わず、性的な知識など殆んど持たない筈であった。
だけどユートとレンは転生者。
レンも実質的には四十数年は生きている計算になるし、ユートは既に数えるのも莫迦らしいくらいの年数を在り続けている。
レンの前世は男だった訳だが、それが故にこそ男の身体の作りは普通によく識っていたのだし、三十数年間で妻は疎か彼女すら作っていなかった結城蓮十郎は、別にモテなかった訳でも何でも無くて仕事に遣り甲斐を感じていたからそちらへと集中をしていて、偶に性欲が溜まればそういった店で抜いていたから問題も感じなかった。
況してや客商売だからそれなりに丁寧にヤって貰えたし、何ならまだ二十代前半の頃には色々と手ずから教えてくれた御姉さんも居た程。
レンには女性側がヤる知識にも困っておらず、ユートが下手っぴなら教えて上げないと……なんて使命感すらも懐いていた。
まぁ、無駄な使命感だったけど。
元男で孤児院ではケインとその取り巻きに虐めを受けていたレンは、男に対する嫌悪感が先立ってしまうから嫁に往くのは当然として彼氏すらも要らないと思っている。
否、思っていた。
ユートならば、ユートであるならば受け容れる事が出来たからである。
年齢的には足りないからユートも本番には至らないが、性欲の解消にこうして地球の二昔は前の日本に於けるABCの内のAとBまでヤってた。
つまりはキスから互いの御触りまでを……だ。
Cはセ○クスそのものを指していて、女の子の肉壺に男の肉棒を挿し込み射精をするまでの事を云うからヤっていない。
性欲が強壮たる【C】の呪いと云うべき神氣に犯され、性に関するあらゆる事が無制限に強化を成されたユートからすればBまでというのはやはり物足りなかったりするのだが……
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