第5話:招かれざる客のようです
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デロンとズボンの股間部が開いて露わとなったデロテスクな肉の棒、それは恐ろしいまでに長くて太い正しく巨乳が女の子の夢なら巨根は男の夢の体現だと云えるモノ。
(ひぃっ!? あれ、なに?)
勿論、女の子は兄を持つ身だからあの肉の棒がオチ○チンで御小水を出すモノである事くらいの知識は有ったが、兄のそれは本当に一応ではあるけど大きくなったのも見た経験はあるのだけど、ユートのモノの半分にも満たない粗チ○だったから印象が全く違う。
「ユート、やっぱりおっきしてるね」
「レンがエロいからな、勃たなかったら男として認めん!」
「無茶言うな〜」
「自分がどれだけ端から視てエロいのか理解をしておけよ? 一応は普段から外出時にフードを被っているけど、この胸だけでも男のリビドーに働き掛けるのは充分過ぎるんだ」
「そうでしょうか? 気を付けます」
実際にレンは身長こそ一三九cmとユートが知る中では例えばタバサより低いが、おっぱい的にはスキルのレベルが伸びれば少しずつ大きくなるみたいで、確実に絶壁同然なタバサは論外だとしてカトレアよりも育つ。
とはいえ、カトレアは背丈がそれなりにあるからレンの印象は彼女とも異なる。
ミニマムな背丈ながら胸だけは突き出ている、所謂トランジスターグラマーというやつだ。
おまけに一〇歳なら普通はまだ未分化な体つきで寸胴な筈だが、レンは背丈こそ一〇歳としては少し高めで孤児院から出荷された頃とは異なり、腰回りも括れていてお尻もふっくらしているから既に身長以外では大人の女性に分類してもおかしくないくらい。
そんなレンとキスをしたらユートの肉棒だって期待感に勃起もするだろう。
因みに、日本ではレンくらいの年齢で一四〇くらいなら割と普通であり、この世界は栄養学的な見地から男女共に孤児院の子供は育ちが悪くて、どうしても低身長でガリガリになりがちだ。
だからレンの身長も少し高く見られていたから虐めを受けたのである。
尤も、今のレンは日本での一〇歳の平均身長からしたら若干ながら低めといえた。
個人差があるからアレだけど。
「ふふ、レンちゃんの柔らかお手ての攻撃を受けてみよ!」
スリスリと先ずは敏感な亀頭を擦り始めて更に硬くなる肉棒、そしてユートの顔が良さそうにしているのを見て気分良く棒の部位を扱いた。
ヌチャヌチャと暫くしたら水音が響いてくるのは鈴口から溢れた先走りのお陰、これを潤滑剤の代わりにして滑りが良くなっている。
そんなレンの攻めな行為だったけど本人もその表情は感じて蕩けており、ユートがおっぱいを激しく責め始めたからレンも気持ちが良い。
片方は服を纏った侭に手で捏ねられているが、もう片方は口に乳首を含んで強く吸ったり舌で転がしたりしていた。
実はレンの肢体は普通の女の子より感じ易く作られており、其処に魔法や前世の記憶などは全く関わっていない為に生まれつきである。
性感帯を刺激されれば他の娘より淫らに乱れ、それが更にそそられる男のリビドー。
それに前世の記憶がレンを実年齢不相応な意識を持たせてしまい、それがエロティカルな部分に作用をしてしまっていた。
「ユートォ、そろそろ私のも弄って下さい」
おっぱいへの愛撫だけで既にトロトロな肉壺、レンは堪らずおねだりをしてしまう。
「賎しい娘だな、レンは」
「言わないで下さいよ〜、開発したのはユートなんですからぁ……んんっ!」
唇を塞がれるレン。
当然ながら舌を入れて絡ませるとレンも積極的に絡ませてきた。
ユートはそんなレンの下着の中へ手を突っ込み肉壺へ触れてやると、ビクッと肩を震わせながら壁へと凭れ掛かってしまう。
親指でクリ○リスを擦りつつ中指と人差し指で肉壺の内側を抉る。
「ひうっ!?」
膣内の途中で酷く狭い部分に到達をしたけど、これがレンの処女膜であろうからそれも積極的に擦ってやった。
勿論、指で破る事は疎か傷を付ける心算も全く無いから可成り優しい愛撫で。
唾液の架け橋を紡ぎながら唇を離すと……
「ホントにもうグチョグチョじゃないか」
「だから言わないで〜」
羞恥心から顔を背けるレンの瞳は半目であり、涙を溢しながら口からはだらしなく涎を垂らす。
お互いにレンが肉棒を、ユートが肉壺を愛撫していくとグチャグチャと水音が鳴り響いていた。
それをガン見していた女の子は、真っ赤な顔で
固唾を呑むと自分の御股が熱くなっていくのを感じてしまい、小首を傾げながらソッと下衣の上から人差し指でなぞってみる。
「んっ!?」
それはきっと生まれてから初めて感じたであろう性の快感、混乱をしながらまたなぞると再び感じられた快感に更なる困惑。
だけど幼いながらも雌の本性が、あの御姉さんが求めているのはこの感覚だと覚らせた。
女の子は目の前で展開されてる痴態をオカズとして、特に名も知らぬ男性の肉棒に注視をしながら自らの本能の侭に指を動かす。
小さな快感に喘ぎ声を出したくなるけど起きたのを気付かれる訳にもいかず、左手で口を押さえつつ声を我慢してヒクヒクと人差し指でなぞる。
「〜〜っ!」
ぎゅっと目を閉じて快感に呑まれた女の子ではあるが、快感こそ感じながらも何だか切なくって不満が少しあった。
本能がこうではないと云っている、ナニかが足りないと叫んでいるのだ。
ユートとレンも声を抑えていたから女の子は特に気付かなかったが、とっくの疾うに二人はイク事である程度の満足感に満たされて女の子の方を見る余裕も取り戻していた。
「まさか、レンより小さな女の子がオナニーに耽っているとはね」
「私達が扉を開いちゃいましたね」
そんな声にハッと気付いた女の子は目を開き、ソ〜っと顔を上げて上気した頬も血の気が引いて真っ青になる。
「あ、ああ……」
先程まで性の快感に酔い痴れていた女の子だっけど、自分自身の立場の不確かさと目の前の男女の得体の知れなさから恐怖を覚えていた。
「僕はユート、此方はレン。君の名前は?」
「あ、う……ココ……です……」
「それじゃあ、ココ」
「は、はい!?」
「先ずはすっきりしとこうか」
「ふぇ?」
この後、三〇分間に亘りすっきりさせられてしまったココは、涙を浮かべた瞳に口からは涎を垂れ流して汗が全身からびっしょりと吹き出していて濡れており、股間は愛液によってグッショリと濡れてしまっていた。
ココにとっては初めての絶頂である。
『ハァハァ』と荒い息を吐いているココを連れていくレン、一人で出歩くには慣れが足りない上に絶頂で腰砕けであるが故に、レンが御風呂にて綺麗に洗ってやる事になったからだ。
ユートはユートで水浴びでもしておく。
一応ではあるが近場の水源地から水を引いているから、水浴びくらいなら平然とやってのける事が可能となっていた。
ココを絶頂させる前に一発と、ココを絶頂させる際に一発をレンが抜いてくれた上に尿道の中まできっちりバキューム的なお掃除をしてくれてはいるのだけど、やっぱり射精をしているのだから水浴びくらいはしておきたい。
お互いに身綺麗な姿になって再びリビングにて集合したら、ココが真っ赤な顔をしながらチラチラとユートの方をチラ見してくる。
「アレが相当に恥ずかしい行為で、本来であれば恋人とか夫婦間の営みだって教えたから恥ずかしがってるんですよ」
「成程、口止めは?」
「勿論、しておきましたとも。お嫁に行けなくなりますよって」
「助かるよ」
ばっちりとユートとレンの恋人ムーヴを見せ付けた上に、ココにまで早過ぎる性行為をやらかしたからには口止めは必須である。
まぁ、飽く迄も御触りまでだけど。
「それで、森には魔物が出るのが判り切っているのにどうして入ってきたんだ?」
レンが淹れてくれた御茶を飲みつつ尋問というかココが森に入った理由を訊く。
「……お母さんが病気になって」
曰く、村が流行り病で皆が倒れてしまった上、本来なら薬を買うお金くらいは有ったのに挙って皆が薬を買ってしまって売り切れ、それでココは買えなかったから仕方がなく森の奥にまで薬草を採取に来たという事らしい。
「どう思う?」
「症状とかから感染経路は空気感染じゃない? 水とか食べ物じゃあ無さそうだし、AIDSみたいな経口感染だと流行り病にはならないもんね」
「病名は判るか?」
「恐らくインフルエンザっぽいね」
「インフルエンザか。予防接種の概念なんか無いだろうからな」
地球ならインフルエンザには予防接種で感染の予防が可能だろうが、こんな中世時代より遅れていそうな文明では明らかに不可能。
「この世界、天然痘も在るんじゃないか?」
「うわ、私達も罹患しますよね……それ」
「牛を捜して牛痘で予防接種したいな……っていうか必要は無いな」
「え?」
「これを渡しておく」
「これは?」
「魔導具。複数の効果を付与してあるんだけど、その一つが『異物排除』なんだ」
「異物排除?」
「身に付けておけば体外から何かが入り込んだとしても、それが効果を発揮する前に体内から自動的に排除をしてくれる」
「へぇ」
指輪になっていたからレンは早速と云わんばかりに左手を前に出した為、ユートは空気を読んでレンの左手の薬指に填めてやる。
「えへへ」
はにかむレンは可愛らしかった。
この指輪で感染症や花粉症や解毒……更に避妊なんかの効果も同時に得られる。
男の精子も異物には違いないからだ。
幾つか前の世界で疑似転生をしたらまだ一歳か其処らの時期に乗っていた馬車が魔物に襲われ、残された赤ん坊を護るべく奮戦をしていたら白髪に髭の爺さんに赤ん坊共々連れ帰られた。
『これも天命……かの』
そして赤ん坊は爺さん――マーリン・ウォルフォードに引き取られ、ユートは爺さんの知り合いというか元奥さんなメリダ・ボーウェンに引き取られる事となる。
その十数年後に赤ん坊――シン・ウォルフォードが開発した魔導具がこれと同じ物。
シンが恋人のマリア・フォン・メッシーナへと贈ったので、ユートも付き合っていたシシリー・フォン・クロードに贈っておいた。
その後は更なる改良を加えて可成り使い勝手を良くしたのが先程レンに渡した魔導具、勿論だけど彼方の世界でシシリーにも渡している。
「薬は創れそうか?」
「う〜ん、インフルエンザとなると薬は……考えられるのはそうですね、『タミフル』『リレンザ』『イナビル』だったかな? 病院では抗生物質も出された気がします」
「で、どれが良いんだ?」
「ココちゃんのお母さんが発症して四八時間以上がけいかしてますけど、この未発達な世界でなら
抗インフルエンザ薬さえ飲めば治りそうですね。処方する薬は一回で終わるイナビルでしょうか」
「ふむ……」
ユートは医者ではないので細かい薬学に詳しい訳ではないが、どうやらレンにはそれなりの知識が有ったらしく淀みなく答えた。
「C型感染には効きませんが、少なくともA型とB型感染には有効性が高いですし、この世界なら抑々がC型感染は無いでしょうから問題もありませんね」
「ならイナビルを創って来てくれ」
「ココちゃんに上げるんですか?」
「まさか。ちゃんと薬の値段は出すさ」
「売るって事?」
「まぁね」
ユートにはユートの考えがあるのだろうと考えたレンは頷いてリビングを出る。
レンが居ない間は普通に御茶を飲んで待っているユートに釣られてか、ココもレンに淹れて貰っていた御茶へと口を付けていた。
「美味しい……」
蜂蜜入りのハーブティはココのお気に召すだけの味であったらしく、コクコクともう声も無くてひたすらに飲む事に集中する。
「御代わりは?」
「欲しい……です」
淹れ方は判っているから自分のと一緒にココのコップにも淹れてやった。
暫くしたらレンが戻ってくる。
「出来ましたよ」
小さな紙にイナビルの粉薬を包んだ物。
「ココ」
「は、はい?」
「薬を買う蓄えは有ると言ったな?」
「はい、一応は」
「この薬は効果が非常に高く飲めばたちどころに治る筈、こいつを小金貨二枚で売って上げるけどどうする?」
「え?」
ココが言っていた薬は一週間分を銀貨数枚にて取り引きするもの。
この世界は基本的に銅貨と銀貨と金貨で構成がされ、間に小が付く貨幣を挟んだ形になっていて小金貨は銀貨より一段階は上の貨幣。
軽く日本円にしてみると小金貨で一万円程度、金貨で一〇万円くらいの価値になる。
銀貨で千円、小銀貨で百円、銅貨で一〇円、小銅貨で一円と計算すれば解り易い。
つまり、ココは一週間分を約千二百円くらいで薬を買う予定が、売り切れてしまったから薬草を捜しに森へと入った訳だ。
そんな彼女にとって小金貨二枚――二万円というのは果たして高いのか安いのか?
当然ながら安くはない。
この世界では黒パンが小銅貨一枚で買える程度の物価であり、実は小銅貨より下の貨幣が有ったりするからおかしな話でもなかった。
“円”の下に“銭”が有った昔の日本を想像してみれば判るであろう。
蓄えの桁が違うのだ。
「小金貨二枚……蓄えじゃ払えないよ」
涙目なココを見たからレンの御人好しな部分を刺激してしまったらしく……
「ユート、流石に酷くないかな?」
ちょっと苦言を呈して来た。
「無償で渡してみろ、絶対に他の村人が薬を寄越せと魔女狩りの如く押し寄せて来るぞ」
「う……それは……」
言われてみればその通り、人間というのは果たして無償に対しどんな印象を持つのか?
我が世の春と喜ぶだけならばまだ善良な方で、下手をしたら『気持ちが悪い』と悪意を以て詰め寄って来る可能性もある。
「両親に確りと話して、どう返済をするのか決めなさい。小金貨二枚から利子を取ろうとは思わないからな」
「う、はい」
ココは薬を受け取りながら頷いた。
「借用書を書いて渡す。二枚の内の一枚はココが持って帰って親に見せなさい。若し万が一にも返さないなんて話になった場合……」
「ば、場合?」
「ウチの狼が村を襲って大惨事」
「ヒィッ!?」
あの巨狼がグチャグチャとゴブリンに牙を突き立てて、美味いのか否かは定かではなかったけど口の中で咀嚼をしていた恐怖の場面を瞬時に思い返して涙目になり息を呑んだ。
完全に脅迫でしかない。
「さて、今日はもう遅いから御飯を食べて客室で眠ると良い。風呂に入りたいなら言えば沸かして上げるから」
「は、はい……」
こんな世界では風呂なんて御貴族様か余裕のある大商人とかくらいしか入れない贅沢な代物で、普通の民間人は精々が水で手拭いを濡らしてから身体を拭く程度。
先ずを以て、水を大量に溜めて沸かすだけでも大仕事であるのだから無理も無い。
夕餉はココが食するは疎か見た事すらも無い様な豪華絢爛で美味しい物がずらりと並んでおり、ひょっとして最期の晩餐ではないかと思ってしまう程の内容だったが、ユートとレンからしてみれば普段から食べている物に過ぎなかった。
再び御風呂に入って客室のふかふかなベッドで眠りに就いたココ、それはまるで起きながら視ている夢の様な一日だったと云う。
そしてユートとレンは夜の日課に勤しんでから眠りに就く事となる。
尚、壁が普通に厚く防音にも気を遣って建築されたレン謹製の家だから、日課の淫靡な音やイヤらしい喘ぎ声をココに聴かれてしまうなんて羽目には陥らなかった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
やはり豪華な朝餉を摂ってから帰宅の途に付いたココは又候、魔物に襲われてもアレだからベルをこっそり護衛に付けておく。
まだ二歳児なれど狼の二歳は人間換算をしたらそれなりのもの、意識的にはまだ母親のノルンに比べて薄くあやふやではあるのだけど此方の言葉は理解しているから問題も無い。
それから数日間は特に異常事態も無くて日常的なスローライフを満喫していた。
彼奴らが来るまでは!
ココとの出逢いから人間が来そうな予感もあってからどうにもレンが情緒不安定というべきか、薬草の採取で見た事の無い種を見付けて万歳三唱をしてみたり、熊を取っ捕まえてみれば『熊鍋だよキャッホー!』とか無駄に騒いでみたり。
一年近く住んで住み心地が悪くなかったけど、移動も視野に入れる必要性を感じていた。
何故って? 採取を終えて帰って来てみたら、ココと男女の三人が家の玄関先で手薬煉を引いて待っていたからだ。
あからさまな厄介事の予感しかしない。
二人して警戒をしていると三人の内の男の方が話し掛けて来た。
「お前らが魔女か?」
「何だ、莫迦か」
「な、何だと!?」
侮蔑を隠そうともしないユートの物言いに対してカチンときたか、男は怒りの表情も露わにしてユートに怒鳴り付けてくる。
「目が悪いのか頭が悪いのかは知らないけどな、魔女って……僕が女にでも見えてるのか?」
『マスターテリオンモード』だと逆に女にしか見えなくなるが、少なくとも今のユートは男の娘ですらない顔立ちの心算だから。
「ぐっ!」
「況してや、レンはフードを被っているだけでしかないのに他人を魔女呼ばわりとか、頭に蛆虫でも湧いてるんじゃないか?」
「な、何だと!?」
先と同じ返しをしてくる。
「ちょっとニール、喧嘩をしに来たんじゃ無いでしょうが」
短気な男を諌めるのはもう一人の女。
「う、判ってるよ」
男の名前はニールというらしい。
「御免なさいね。そいつはニール、私はコリー。ココの姉と兄に当たるわ」
「そうか。一応、礼儀として名乗ろう。僕の名はユート、そっちはレン」
名乗られたから名乗り返しただけだと素っ気無く言うユート。
パッと見からしてコリーというのが一番上の姉であり、ニールが二番目の弟――ココから見て兄という事なのだろう。
ニールに対する態度も妹のものではない。
「で、支払いに来たのか?」
「えっと、流石にすぐには払えないかな」
「じゃあ、何しに来た? こんな場所に住んでるんだ。余り他人に関わりたく無いって判りそうなもんだけどな」
正確には関わりたく無いのはレン。
「えっとね、実はテス……幼馴染みなんだけどさ、彼女も母さんと同じ病に罹かっちゃって。それで薬を貰えないかなって思ったのよ」
やっぱり厄介事でしかなかった。
「インフルエンザは大気感染するウィルス性の病だからな。こんな世界の病に対する彼是じゃ対策なんて出来ないか」
必ずしも罹患はしないが、インフルエンザに罹かった人間には近寄らないのが吉だし、流行り病の時にはマスクをするのが日本なら普通だ。
「薬は金貨で二枚だが払えるのか?」
「は? 小金貨じゃねーのか!?」
話が違うとニールが叫ぶ。
「ココの場合はまだ小さな彼女が母親を亡くすのもどうかと思ったのと、ちょっと恥ずかしい思いをさせてしまったから小金貨二枚で譲ったんだ。本来ならA級の冒険者でも手に入れ難い薬草とかが必要な薬、金貨二枚でも安いくらいだよ」
金貨二枚は日本円に換算して二〇万円。
二人はある程度だが武器を扱う筋肉の付き方をしている為、聞いてはいないけど冒険者であろうと想像が出来るが年齢から最下級か一つ上か?
つまりFランクかEランク。
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