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あの日を境に、生活は地獄の日々へと変化していた。あの常連客が、折檻を行い始めたのだ。回を重ねるごとに酷くなる暴力に、耐えることしかできなかった。あの常連客が、折檻を行うことでなんらかの性的興奮を覚えていることは目に見えて明らかだった。まもなく、わたしの皮膚は赤く腫れ上がり、醜いこの体では他の客をとることは不可能となった。

なぜ? なぜこうなったの?

だがその男は相変わらず大金を包んでくれる。それだけが。それだけが励みだった。あと少しだけ耐えれば、わたしはここから逃げ出せる。理不尽な現実から。

 


(111121)


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