雑渡

トリップ連載の逢瀬の準備の後位の話ですが読んでなくても大丈夫です
あくまで設定を使い回しただけなので本編とは基本関係ありません

雑渡さんのバヤイ


「忍術学園ってすごいですね」

「何かあったのかい?」

「喜八郎や利吉君の女装ですよ
立花君も女装は完璧だって評判だし忍者とはいえ皆男の子なのに凄いなー」

「虫や動物とか、雄の方が雌より綺麗なものが多いのを見ると自然な事なのかもしれないよ」

「あーそうかもしれませんね
男のほうが美意識高いものなのかなぁ
しかしあんなに綺麗なの見ると立場ないです」

「私はどんな綺麗な女の人や男より、君が一番綺麗だと思うし好きだよ」

「…おだてたって何も出ませんからね」

「そうかい、ではこの私の手に重ねてきた手はなんだい?」

「…ちょっと寒いだけです」

「そうか、そういう事にしておこうか」

(触れた手も熱いし、顔も赤く熱を持っているように見えるけどね)