赤兎 - 春風
煩悩具足

「あーあ…またやっちまった…。女を殺すのは趣味じゃないんだけど…」


丁度その頃、##NAME1##はとある部屋にいた。
その白い両手は、当然のように血に染まっている。更に今日は、その身に纏う着物までもがどす黒い赤に染まってしまっていた。


「…まぁ、仕方がないか」


そう呟いた##NAME1##の目線の先には、花魁特有の派手な着物が衣桁に掛けられていた。



第陸章 煩悩具足

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春風