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GE、GEBのネタバレが大いに含まれます。
GE2のネタバレもがっつり含まれます。
未プレイ、未クリアの方はご注意ください。ご注意ください。遠慮皆無です。
GE2はレグルスくん視点で展開。
ブラッド候補生として配属されてからはメンバーと少しずつ交流を深める。寡黙だしそんなに社交的なわけじゃないけど、ムード―メーカーのロミオやナナがいるし、シエルよりはとっつき易いので、少しずつ。
ジュリウスやシエルは落ち着いているのもあり、最も話しやすい二人。ジュリウスとシエルからしてもそうだと思う。
ギルの熱さやロミオのお気楽さに関しては誰かを思い出しそうでちょっと懐かしくもあり、ほろ苦い気持ちもある。ナナの明るさは某双子かな。エミールに関しては今までに見た事無いタイプの人種なので最初はどん引く。
シエルとの交流を深める中での恋愛フラグは無し。たぶん親愛で終わる。シエルの血の覚醒ではたぶんシエルが自分の命を投げ打って命令を果たそうとした事に憤りを覚えて、一人で飛び出していく。
神機兵の無人運用テストの護衛任務時、シエルを助けたら一発制裁。平手打ちです。
パンッ
「っ…」
「組織の兵として、与えられた任務の遂行は最優先事項だ。でもだからって、命を投げうってまで遂行すべきじゃない。君の代わりなんて、この世のどこにもいない!!」
ただの告白すぎてこっちが恥ずかしい。しかしそこはシエルとレグルスなので問題ない。恋愛フラグなどない!
ちなみにこの件で人命軽視も甚だしい命令を出したグレム局長には嫌悪感を抱くようになる。
極東支部に着いてからは支部のメンバーに挨拶しつつ、支部内を見て回る。歓迎会の後、みんなでナナの部屋で寛いでたら、データベースに思いっきり「ケニー・アディントン」の名前があるものだから飲んでたお茶吹き出す。
「あ、ねえ副隊長!見てこれ、この人!」
「?」
「…素晴らしい戦績です。この方が、コウタ隊長と同期の」
「へえ、コウタ隊長と……、…!?」
「わっ!?きったねー!」
友人がこの世界にいる事に安堵すればいいのか悲しめばいいのか分からず、とりあえず慌ててお茶を拭くレグルス。ケニーというありふれた名前ならともかく、“アディントン”とまで名乗られては疑いようがない。
取り乱したのは最初の一回だけ(笑)。あとは冷静に周りへ聞き込み調査をして、まず本人で間違いないと確信を抱く。
ユノの歌声は素晴らしいし感動したけど、とりあえずシルブプレはどうでもいいレグルス。コウタとロミオが騒ぐ意味が本気で分からない。
ブラッドバレットの可能性をシエルと共に見出してからは早々に識別弾を取得。今まではあまり銃形態をとっていなかったけれど、この頃から遠慮なくブラストをぶっ放すようになる。リンクサポートデバイスももちろん活用。
フラッキングギルについて知り、ギルが命の重みを理解している事を知る。赤いカリギュラ討伐後は同い年な事もあって、ギルに対しては敬語が外れるようになる。
ハルさんに関しては、尊敬すればぶん殴ればいいのか分からない。あんなにかっこよかった彼はどこに行ったんだ…という心境。
ナナの過去を知って、ナナが誰かの犠牲の上に生きていることを知る。そして自分はかつて犠牲になった側だから、他人事だと割り切れない。
血の暴走事件後、ちゃんとおでんパンを差し出します。
「ナナ」
「副隊長…」
「君がおいしいって気持ちをみんなと分かち合いたいと思うように、痛みも分かち合ってくれると、僕は嬉しい」
ただの天然口説き野郎。しかしそこにあるのは親愛である。大丈夫だ問題ない。
ナナもギルも、誰かの犠牲の上に生きている事を知り、どうしようもなくケニーに会いたくなるレグルス。しかし今どこにいるのかクレイドルにも分からないらしい。解せぬ。
アリサと出会って、自分に似た人がいると聞いてちょっと嬉しくなったりもする。だってそれ絶対にケニーの事だからね。
ロミオに関しては、自分が一番何も言えない立場だから苦悩する。一番最初に血の覚醒したのはレグルスだから。
「…お前はどことなく、俺のダチに似た臭いがする」
「それは、光栄ですね」
「フッ…いい神機使いになってくれ。じゃあな」
ソーマにもべた褒めされるもんだからちょっとテンションうなぎ登りなレグルス。そんな折、ロミオと二人で任務に出る。
ロミオも悩んでたんだなとか、ああそう言えば、何も言わないくせに一人で抱え込んでいるのはそっくりだな…と色々考えたりもする。んで、ちょっとだけ口を滑らせる。
「俺だけにしかできない事も、あるんじゃないかって思ってさ」
「そんな事無い。ロミオにできて、僕にはできない事はたくさんある」
「そんな謙遜するなよー。実際お前、すげえ強いじゃん!」
「血の力の事じゃない。ロミオは僕なんかよりもずっと、強いよ」
「…レグルス?」
「──君を見てると、昔の友人を思い出すんだ」
サテライト拠点の防衛任務に着いたブラッドと入れ替わりで、ソーマへの届け物届けにきたケニーが極東支部に帰還。
お兄ちゃんとしては赤い雨が降る前になんとか帰還したと思ったら、なんか騒がしい。
以下文章投下。エミール視点。
「どうしたよコウタ」
「どうしたも何も…ってええ!?ケニー!?」
隊長の驚いた声が聞こえて、思わず振り返った。コウタ隊長の前には、見慣れたクレイドルの制服。肩に赤い鳥を乗せた男性が、神機を担いで立っていた。特徴からすぐに、話に聞いていた前第一部隊隊長だと気付いた。
近くにいたエリナも彼の存在に気付いたらしい。驚いてはいたけれど、すぐに駆け寄って行った。
「お前、なんでここに」
「ノースゲート付近で白いアラガミが出たと報告があったんです。たぶん、ガルム種の感応種かって」
「エリナ…遮んなよ…」
「ふうん、感応種か。それで?」
「今ブラッドの隊員が向かったと報告があったの。でも、二人で対応できるのかどうか…」
「オレ泣いていい?」
感動の再会がどうのとぶつくさ言っているコウタ隊長は全力でスルーされている。隊長には後程、私のハンカチーフを献上しよう。
ケニーと呼ばれた人はエリナの話に飄々とした雰囲気を引っ込めて、目を細めた。
「二人?感応種にしちゃ人員が少なすぎじゃね?」
「ブラッド隊員のロミオさんがノースゲートに知り合いがいるらしく、飛び出していっちゃったんです。それを追いかけて、ブラッドのジュリウス隊長が」
「…ジュリウス?」
ぱっと顔を上げたケニーさんが、ここにきて初めて焦った顔を見せた。エリナの肩をガッと勢いよく掴んでいる。
「おいジュリウスってまさか、ジュリウス・ヴィスコンティじゃないよな」
「え…ええ。そう聞いて、きゃあ!?」
突然だった。身を堅くしなければ飛ばされてしまいそうな突風が巻き起こって、思わず目を閉じる。目を開けた時には、そこにいたはずのケニーさんはいなかった。
コウタ隊長とエリナが、遥か上空を見ている。私もそれを追いかけて、赤い空を見上げた。赤い雲に溶け込むようにして、巨大な赤い鳥が北に向かってものすごい勢いで飛んでいっている。
「あのバカ、スカーレットがいるからって…!」
コウタ隊長がエリナを押さえながら舌打ちした。つまり、あの赤い鳥とケニーさんは一緒にいるのだろうか。
一体どうやってとか、防護服も無しでどうするんだとか、そもそも感応種相手なのに私達にはどうしようもなにのにとか。疑問と不安が押し寄せて、私はそこに突っ立っている事しかできなかった。
って感じです終了。
とりあえずいても経ってもいられずにスカーレットに乗って飛び出したお兄ちゃん。上空で防水呪文を唱え(チート)、ジュリウスとロミオに追いつく。ジュリウス気絶、ロミオ絶対絶命、ロミオが空高く吹っ飛ばされるってとこでスカーレットごと突撃。かな
以下ロミオ視点。
ガン、と鋭い音がした。マルドゥークの爪が抉ったのは俺じゃなくて、硬いシールド。うっすら目を開くと、誰かが俺の前に立っていた。最近ようやく見慣れ始めたクレイドルの制服が雨でぐっしょり濡れている。その人は、さっきまで倒れていたジュリウスを抱えていた。
「スカーレット、こいつらの番しててくれ」
ズシンと地鳴りがして、真っ赤なふわふわした羽毛が目に飛び込んできた。赤い、巨大な鳥だ。黒い目がくりくりと動いて、俺と目の前にいる人物、ジュリウスを見ている。
誰かが振り返った。男だ。黒い髪にしたたる滴を振り払って、男は着ていたクレイドルの制服の滴を払って、ジュリウスと俺にかけてくれた。不思議な事に、クレイドルの制服は全く濡れていなかった。
「無いよりはマシだろ」
「お、おい…無茶だ。血の力も無いのに、感応種に」
「まー任せとけって」
ヘーゼルの瞳を細めてへらりと笑った男は、地面に神機を突き刺した。まるで俺達を守る盾のように。
身一つでガルムの群れと感応種に勝てるわけない。そう言おうとしたのに、俺の記憶はそこで途切れた。
終了。
ロミオ満身創痍すぎてケニーが赤い雨の中防護服無しで普通に立ってることにツッコミする余裕がありません(笑)
ロミオが気絶した後はケニーの魔法無双が始まります。誰も見ていないのをいいことにグレイシア・マキシマ連発。マルドゥークを補喰に向かわせた隙に撤退。
ロミオとジュリウスに防水呪文かけてフード被せて万全の状態にするけど、二人とも自分が見てない間に雨に濡れてるかもしれない。不安は拭いきれなくて足早に極東支部に帰還。
雨に濡れた成人に届きそうなくらいの年齢の男二人はなかなかに重く、軽量化の呪文かけようにも腕輪壊れたら困るしで仕方なく耐えつつ引きずる。神機持ちはスカーレット担当。
でも床に思いっきり赤い雨の跡つくやつ。医務室に到着時にはそこにいた桐谷ヤエちゃんに思いっきり悲鳴あげられるやつ。それでサカキ博士くるやつ。
以下博士視点。
研究室に届くほどの悲鳴を聞きつけて思わず駆けつけた瞬間、思わず息を呑んでしまったのは許してもらいたい。
見慣れているはずの元第一部隊隊長が、大怪我をしているのではないかと思う程に赤い液体にまみれていた。背中には、同じように防護服を赤く染めているブラッドの隊長であるジュリウス君と、ロミオ君が背負われている。黒い前髪の隙間からぽたりと雫を垂らした青年は、沈んだ声で淡々と呟いた。
「ケニー君、一体…」
「博士、急いでブラッドの連中呼んできてもらってもいいっすか」
「え?」
「たぶん──もう時間が無い」
ベッドに下ろしたロミオを見るケニー君の目は見えなかった。ロミオ君を濡らしているのは、血の雨だけではなかったから。胸に大きな裂傷があり、私もケニー君が言わんとしている事を悟った。
「…ヤエ君」
「分かりました」
同じように全てを悟ったらしい支部きっての看護師は、医務室を飛び出していった。ジュリウス君にかかっているクレイドルの服はどうやらケニー君のものらしい。しかし彼は、それ以上何も言う事も無く医務室を出て行った。
少しして、ヤエ君に連れられたブラッドの面々がやってきた。
「ロミオ…!」
「先輩、隊長…!!」
駆け寄ろうとしたナナ君の腕を掴む。瞳を涙で濡らした彼女に、こんな事を言うのは酷かもしれない。けれど、科学者として支部長として、これ以上の二次被害は防がなくてはならないのだ。
「触れてはだめだ。彼は赤い雨に濡れてしまっている」
「そんな…」
「ヤエ君、ジュリウス君を起こしてくれ。傷を負ってしまっているが、ここは起こすべきだろう。彼の言う通り、時間はないのだから」
「分かりました」
ヤエ君がジュリウス君を起こしに行ったその瞬間、ロミオ君が薄らと目を開けた。
手袋を嵌める習慣があった事に今この時ほど感謝した覚えはない。私は手袋を外し、一番赤い雨のダメージを受けなさそうな服装をしているレグルス君にそれを貸し与えた。
「ロミオ!!」
「あれ…みんな…?ここは…」
「ここは極東支部の病室です」
「先輩、隊長と一緒に運ばれたんだよ…!」
レグルス君が、ロミオ君の命の灯をかき消さないようにと力強くロミオの手を握り締める。ジュリウス君が、ヤエ君に担がれてベッドの縁へやってきた。シエル君がナナ君の肩に手を当て、一人分のスペースを開けさせる。
「ロミオ…しっかりしろ……」
「ジュリウス…ごめん。あいつ、倒せなかったよ…」
ジュリウス君はゆるゆると首を振った。彼もまた、ロミオ君に時間が無い事を悟ってしまったらしい。私はヤエ君と視線を交わし、医務室から出ていく事を決めた。今この場に部外者はいらないだろう、そう思ったからだ。
医務室を出ると、扉のすぐ外には第一部隊の面々が勢揃いしていた。
「博士、ロミオは…」
ヤエくんが目を伏せてしまい、それでコウタ君達は全てを悟ってしまったらしい。エリナ君はパッと両手で顔を覆ってしまい、エミール君はその場に崩れ落ちてしまった。
彼らは仲良くなり始めたばかりだったというのに。願わくば、これが全て夢だといい。
そこまで考えて、また友人に科学者としてはロマンチストだと笑われる気がした。それでもいいと思った。
外ではまだ、無常にも赤い雨が降り続いている。
とりあえずここまで〜〜〜〜
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