設定2


その2。

先に投稿したものとはまったく別ものです。
よく考える。ごめん。
誇張解釈マシマシモリモリ。
前半これいったか?
特定の方々に対する地雷をサラッと配置してるので注意して進んでください頼む。
むしろ帰った方がいいんじゃないかな。








※前提(前提です)(大事な事なので二回言いました)

ケニー・ポッター(27)

イギリス出身のイギリス人。相変わらずの弟バカ。
魔術の素養はなし。魔術回路すら存在しない──"現在過去未来彼方の世界に至るまで須く"魔法使い"であれと、願いで塗り固められた呪い故に。
元来の在り様が異なるからかもしれない。"彼"は魔術師の求める「根源への渦への到達」は理解できないし、魔術師が至ろうとしている頂にいるわけでもない。彼が使うのは彼にしか理解できないし扱うことのできない魔法である。
しかしこの世界には魔法だの魔術だのが概念はもとより一部の人に扱えるものとして"存在"しているせいか、その概念に則り杖は使わなくても魔法が使える模様。コントローラーとして握っていてもいいかなとは思う。けれどやっぱり右手に構えて振るった方が、『しっくりくる』。
記憶を持ったまま転生し、以前ゆかりのあった人々は同じように記憶を持っていたので、今度こそ平和な世界で平和に暮らしていきたい医者の卵。先日めでたく結婚したのでますます何事もなく暮らしていきたいと願っている。大概そうはいかない。


レグルス・ベケット(27)

イギリス出身の以下略。
時計塔所属の魔術師。魔術回路を持たない凡庸な親から生まれたにも関わらず質、量共に並外れたそれをもって生まれた。才能を見込んだ震い魔術師の家系であるブラック家に引き取られる。
幼い頃から才能を開花させた少年は青年となり、賢者たるアルバス・ダンブルドアの後継と囁かれている。階位は典位。 偶然か、幼くして命を落としたブラック家の次男坊によく似ていると言われている。
生まれ変わってもこうなるか、なんて考えつつ流れるままに生きてたらブラック家に辿り着けた。時代遅れの錆びついた倣わしに従えというのならば従うし、かつての兄がそれを煩わしいと思うのならば出奔の後押しをしてその後釜に自分が収まればいい。その方が都合良さそうだし。
実際都合はよく、かつての恩師や友人に巡り会えたのだから文句はない。


セドリック・ディゴリー(27)

イギリス以下略。
魔術回路もなければ魔法使いでもない。本当にただの人。その代わり腕っぷしが鬼つよい。現在は大学院のエジプト考古学の研究室の研究員となっている。
周りが非人間だらけなのに危なすぎるだろってんで、友人二人にいろいろ持たされている。それは正しく扱わなければ劇薬になりうる魔法薬のアンプルだったり、何の変哲もない拳銃の弾丸に偽装されている魔弾であったりする。
魔法だろうが魔術だろうが、使い手を殴れば倒せると割り切っている。それはある意味で正しい。


アルバス・ダンブルドア(87)

故人。この世界では魔術師として生を受けた。
当然のように記憶を持ち。兄が気付いた時にはちゃっかり父の恩師であったし、母の茶飲み友達だったし、幼い弟のじいじポジションを確立していた。外堀を埋めたあとはお察し。

並外れた魔術回路を持っており、かねてからどこかの国のなんとか協会で将来を期待されていた。にも関わらず、時計塔の教員として一生を終える。階位は典位。色位でもおかしくない実力者だが、彼自身がその階位を望まなかったとかなんとか。
生前にほとんどの身辺整理や遺産贈与を済ませており、信頼できる人間にしかこれはどーにもできないな、つまりめんどくさい案件だけこっそりちゃっかり兄に押しつけた。
現在は対岸の住人。










アルバス・ダンブルドアが腹を下して死んだらしい。

「は?」

今生でも縁ありまくりなその彼との初めてのエンカウントは、赤ちゃんである俺をまるで我が孫を抱き上げるかのように抱っこしていたその人との写真による。この人だれ?パパの友だちの先生だった人よ。ほら、シリウス。へえ、そう。今でもよくしていただいてるの、と続いた母さんの言葉に若干3歳で白目をむいてしまったのが昨日のように思い出せる。外堀から埋めにかかりすぎ。
あれから20とウン年。俺が記憶持ちだと早々に見抜いてからというものの濃ゆいお付き合いをしてきた爺さんの訃報に、素では?と聞き返してしまった。次いで知らされた、あまりにも間抜けすぎる死因のせいだ。
場所はエジプトにして首都カイロ。原因は食中毒。嘘だろ、と真顔でもう一度聞き返した俺は悪くない。一体全体なんでそんな事になった。

『屋台料理にあたったんだ』
「は?」

驚きのあまり同じ単語をくり返した俺を、電話の向こうの住人は声だけで苦笑してみせた。
や、屋台料理…うん、まあ、そりゃあ、ホテルで出されるものよりかは衛生レベルが下がろうだろうけど、え?マジで言ってる?87歳にしてワインを一本空にするじじいが屋台料理如きに文字通りやられたの?

葬儀はつつがなく終わった。
自らの年齢を鑑みてか、既にしたためられていた遺言に従い相続財産管理人が事務処理を執り行った。生前贈与や寄付で少しずつ減らされた遺産は元々少ない。振り分けられるべきものに振り分けられ、渡るべきものの手に渡り、ひとりの老人はあまたの死者がそうなったように、思い出の住人になっていく。

二年前の話。

『ちょっといいか』

かつてと同じように突然俺の電話は鳴り、電話をかけてきたのは同じ人物だった。
電話の人物の言葉に従い、俺はエジプトに飛んだ。砂漠に囲まれた乾燥帯の国。ダンブルドア最期の地。そう思うと、なんだか複雑な気持ちがこみあげる。
空港を出ると、迎えが既に到着していた。エンジンからおかしな音をたてているジープにもたれかかっていたのはセドリック・ディゴリーだ。日焼けして赤くなった腕は痛そうだった。

「研究室のチームと一緒に発掘にきていたんだ。レグルスとダンブルドア先生に会ったのは本当に偶然なんだよ。あの二人が来てたなんて知らなかったし」

ジープは有名な博物館の前で停まった。冷房の効いた涼しい一室で、レグルス・ベケットは待っていた。数ヶ月ぶりの友人に軽くハグをしてデスクを見る。書類の山、山、山。腕まくりをしたレグルスは疲れた顔をしていて、俺に一通のノートを差し出した。

「何?」
「ダンブルドアの手記だ」

ぱらぱらとページを捲ってみると、これまた懐かしいほっそりとした縦長の時が並んでいた。
レグルス曰く。
この手記は生前贈与のひとつとして彼に渡っていて、死後読むようにと指示があったため、ずっとしまいこんでいたらしい。贈与された数ヶ月後、本当に死ぬなんて、レグルスも思っちゃいなかっただろうけど。
ともかくその手記には昼ドラも真っ青な魔術協会のドロドロした内情が綴られていて、レグルスはそれをひとつひとつ処理していったんだとか。
今回レグルスがエジプトに来たのはそんなドロドロした内情のひとつに噛んでいたわけではない。一段落ついたから、後回しにしていた手記の後半のページを捲っていたんだそうだ。

「そこに君の名前があった」
「俺?」

瞬きする。だって俺は魔術師じゃない。父さんも母さんも弟のハリーもそうだ。そも、うちは魔術師の家系なんかではないのだ。だから、魔術師としてダンブルドアがしたためた手記に俺の名前が出てくるわけがないのに。
セドリックが肩をすくめてみせる。

「僕のところにはこれ」

眼前に一通の手紙が現れた。中から手紙を取りだしてみせたセドリックは、俺に読むよう促した。
ダンブルドアからセドリックに、発掘の依頼だった。エジプトは言うまでもなく遺跡だらけ。どこの都市の、という詳細はなくただ座標が記されている。俺が手紙を読みふけっている間に、デスクの書類の上にセドリックが無造作にドンと小箱を置いた。レグルスが渋い顔をしている。

「セドリックの手紙にある座標はこの手記にも記されていた。暗号で」
「暗号で?なんでまた」
「まあ、一般常識で考えるなら」

セドリックが言う。

「おいそれと知られたくない事を、知ってほしい人にそれとなく伝えるために使うよね」
「──とまあ、こういうわけだ」

レグルスが締めくくって、俺を見据えた。

「どう思う?」
「どう思うって」

ダンブルドアが回りくどい真似をする必要があると感じたのならば、それはセドリックの言うように、『おいそれと知られたくない』からだろう。
レグルスに託したのは、魔術協会のひとに知られたくなかったから。セドリックに託したのは、レグルスが暗号に気付かなかった時の保険か。いずれにせよ、俺にこの小箱が渡るように。

「嫌な予感しかしねーよ」
「だよね」

昔からあのじいさんに関わるとロクな事がない。というのが俺の持論だ。
ただ今回、レグルスとセドリックを巻き込んでまで回りくどい真似をしているのが引っかかる。

「これ、中身が何か予想つかねえの?」
「振ってみたけど、なんにも」
「振ったのかよ」

思わずツッコミを入れる。真人間のセドリックが触れても大丈夫なら、大丈夫そうな気もするけど。…あっ今のナシ。俺が俺の事を真人間って認めない発言だった。

「魔術回路のある人間にだけ反応するよう細工されていたらどうするつもりだ」
「それこそねーよ。俺、魔術師じゃねえもん」

まあ、素手で触るのはよした方がよさそうだな。
ポケットに手を突っ込んで杖を取り出した。この世界にユニコーンなんていないから、もちろんただの柳の木で出来たただの棒であるんだけど。

「アロホモラ」

ぱかりと口をあけた箱の中には。

「………花」

レグルスがぽつりと呟く。
濃い赤の花弁をつけた、なんの変哲もないただの花。ずっと、それこそウン千年箱の中に閉じ込められていたにしてはしおれていない。俺はじっと花を見つめた。
白状すると、ぶっちゃけこの時からやばかったんだと思う。
   
「──”うまそう”」
「は?」

俺の意識のまったく外で、腕が持ち上がる。レグルスが素っ頓狂な声を出すよりも先に俺の右手が、まるで血のように赤い花弁をぐしゃりと握り潰したのだ。






「閉じよ(満たせ)」

聞いた事のない声が聞こえた。

「閉じよ(満たせ)。閉じよ(満たせ)。閉じよ(満たせ)。閉じよ(満たせ)。くり返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する──」

知らない声が外国語を喋っていると思ったのは、それが音ではなく、言葉だと感じたからだ。不思議なことに、聞いた事のないはずの言葉を、俺は正しく理解しているんだけど。

「──告げる」

なにを、だろう。
俺はなんとなしに振り返って、声のする方へ歩みを進めた。

「汝の身は我が下に。我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この断りに従うならば答えよ」

俺は誰かの下につこうと思った事は一度もないし、俺が振るうのは剣じゃなくて杖だ。
心の中でツッコミを入れたんだけど、俺の口は声を発さなかった。それどころか足が勝手に『そちら』へ向けて歩を進めていく。

「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」

俺は瞬きをすることを忘れていた。ただ、本能がそうするままに足を運び、見えない出口へ向かって手を振りかざした。
誰かが『俺』を喚んでいる。

「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ──!」





そこは暗かった。
湿っていて息苦しくて、酸素の足りていない閉鎖空間だと感じた。
全身が重かった。手足がうまく動かない。痛いわけでもないのに関節が重くて、まるで油の抜かれた機械にでもなった気分だ。
ぐおんぐおんと音が聞こえる。蛇のように炎が俺を取り囲んでいて踊っていた。蛇にはいい思い出がまったくない。頭もぐわんぐわんするから、ふらついて、咄嗟に右手で額を押さえた。
ぬるっとした。えっ、なに?手のひらが何かで濡れている。でも暗くて分からない。

「■■■、■■■■!」

音の中心から何かが叫んだ。男だ。不審者もかくやというほど薄着の男が
ガッツポーズしながら何かをわめいている。そして俺は瞬きを数度くり返して、なんとか視界を取り戻すことに努めた。
暗い場所、というのは当たっていた。石造りの狭い部屋だ。松明がただでさえ薄暗い部屋を頼りなさげに照らしている。
音の正体は人間だった。これまた薄着の男達がなにやら一心不乱に唱えながら土下座をくり返している。たぶん儀式的な事をやってんだろうな、とそこまで考えてぎくりとした。
この男達は、"俺"を囲んでいる。均等に配置された壺から汚泥がわき出ていて、中心に立つ俺の足下に伝っていた。

「■■■■■■。■■、■■■■■■■■■■?」

わめいていた男を注視して、気がついた。この男だけは他の連中よりも少しだけきらびやかな格好をしている。この男がリーダーなのかもしれない。それはそうと、さっきから何か話しかけられているっぽいんだけど何言ってんだかさっぱり分からない。一番いい公用語で頼む。
つん、と鼻をつく臭いがした。錆のような、鉄っぽい臭い。

「(吐きそう)」

脳みそが揺れるのは、情報が激流のようになだれこんでくるせいだ。
周りの人間が俺を取り囲んでいる意味。おどろおどろしい触媒が陳列されている意味。足下で、見知らぬ女の子が腹から血を流して今にも死にそうになっている、意味。
瞬きをくり返すたびに、情報をひとつひとつ理解していく。それはこの世界のことでもあったし、なぜ俺がここに立っていたのかでもあった。俺が"何"になってしまったのかも。情報が"俺"を書き換えていく。俺が俺でなくなる。わけが分からないまま、激流に押し流されて──。

「、」

裾を引っ張られて、ふと見下ろした。汚泥の中に沈みつつあった女の子が俺の服の裾を引っ張っていたのだ。黒い泥は重力に逆らって俺の体を蝕みますます四肢の自由を奪っていたけれど、そこは火事場の馬鹿力ってやつだ。なんとか手を伸ばして、女の子の手を掴んだ。

その時の気持ちの晴れ渡りといったら。

たとえば山の頂上に立って景色を見下ろしたような。たとえば白い砂浜を踏みしめて広大な海原を眺めたような。たとえば昇ったばかりの朝日に目を細めたような。
エリクサー。ばんのうやく。キアリーからのザオリク。フェリックス・フェリシスをジョッキで飲み干し──いや飲み干したことねーよ。どんだけレアアイテムだと思ってんだよ。
頭を振る。視界は良好、吐き気もない。突然意識がはっきりとしたのは、たぶんこの子のお陰だろう。相変わらず色々と『纏わり付かれている』気はするけどな。いやこの場合、俺が『纏わり付いた』のか。この際どっちでもいいけど。
命の灯火が消えかけているのは分かっていたから、女の子の腹部にそっと手をかざした。魔法薬や魔法を駆使してもこんな速度で癒えていく事はないな、なんて脳天気に分析しながら傷の状態を見る。コンマ数秒、完治しました。チートアイテムやばいな。

「アシュートの神よ!聖地の支配者を束ねし者よ、我らに栄光と勝利を──」

一瞬にしてたちのぼった炎がリーダー格の奴らもろとも、その場にいた全員を飲み込んだ。炎でできた翼を広げ嘴を広げた悪霊の呪いは、かつてかわいがった不死鳥を模したものだ。どこぞの帝王みたく蛇みたいな形にはしない。
腕の中で、女の子が目を開けた。黒髪に褐色の肌。俺とは違う大陸で生きているんだな、と率直な感想を脳裏に抱く。服装からしても、大陸どころか次元が違うのはもう"情報"のおかげで分かってる。それのおかげで、いまの俺の状態がなんであるのかも理解していたけれど。
ああ、人の焼け焦げる臭いは年端もいかない女の子に毒だろう。そう思ってあいている方の腕をあげたら、さっき足下で蠢いていたはずの泥がまるでローブのような形態をとってぶらさがっていた。まあいいか、どちらにしろ"コレ"は引き剥がせないようだし。

「はは」

嘲笑った。こんな笑い方ができるなんて内心驚きなんだけど、ともかく今の俺にはそれができたわけだ。

「それで君は、この雑音を止めてくれるのか?」

彼女は何も言わなかった。ぼんやりと俺をその瞳に映して、俺を見ている。ずいぶんと見てくれが変わってしまったなと思った。今更だ。

「かみさま」

ほとんどうわごとのように呟いて、女の子はまた目を閉じた。





いつもだいたいじじいのせい。


ケニー・アディントン[オルタ]

星5アヴェンジャー。
時代:20世紀〜不明
地域:イギリス
身長:四捨五入で180cm、四捨五入して70kg
属性:混沌:中庸

保有スキル
・癒術A+
味方全体のHPを回復&弱体解除

・亡者の外套B
自身に[善]属性特攻状態を付与(3ターン)

・木霊の加護EX
自身に即死無効を付与


宝具(なんか思いついたら以下略)
対人宝具
敵全体に攻撃+中確率でスキル封印付与(1ターン)+やけど状態を付与(3ターン)+弱体耐性をダウン+1ターン後行動不能(デメリット)


紀元前古代エジプトの魔術師がはるか彼方の未来から『いなくなったところで誰も困らない、曖昧な存在のひとりの人間』を召喚したら27歳まで生きた魂だけ引っ張り込まれた。幸運Eの間違いじゃないのか。
わけがわからないところへ悪意だの妄執だの怨嗟だのを特盛で盛られ、善良なひとりの人間の命を触媒にされたのがトドメ。性質が反転した。兄自身のせいで反転する事はありえないので星5。

家族や友人、自分が懐へ入れた者を大切にする根っこの部分は変わっていない。ただ、彼らを守るためならその他大勢を犠牲にする事に迷いや躊躇いが全くと言っていいほどなくなっている。自分の犠牲すら厭わない。最適解を出した結果殺戮すべきなら殺戮するし、自分を礎にすべきとするならそうする。一を守るために全を捨てる、以前はできなかった事を成し遂げる苛烈な意志が今はある。

召還時、あふれでていた触媒となった人々の怨嗟や怨念がまるで兄の体にまとわりついている。いまはローブのような形状となり、目深を被っている状態。反転した影響か"それ"の影響か、首筋の古傷からまるでガラスのひび割れのような紋様が走っている。髪も瞳も鉄錆のような、黒髪のような赤いような、曖昧な色に。

脱ぐことはできない"それ"のせいか、だんだんと周りの音が拾えなくなっている。ちょっとずつ狂っている気がするけど不屈の精神Bで耐えてる。そんなスキルはないので、気持ちの持ちようといったところだけど。
たとえば善良な心を持った少女や、たとえば星の輝きを秘めた瞳を持つ青年や、たとえば稲妻形の傷を額に持つ最も愛した弟が傍にいれば、正気を保つことができるかもしれない。



***
言い訳すると、これをかき始めた頃、兄はオルタ化してなかった。





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