「何で行くの!?やっぱり私帰る!!」
「だからおれ一人でいいって」
「ダメだ!お前がアホやっておれ達の船が呪われたらどうすんだ!!くじ運だからな…大丈夫!!ナミさんはおれが守るぜ!」
すぐ先で船は泊まり、くじ引きでルフィについて行くメンバーをサンジとナミに決定する。
アスカは行きたがったがくじ引きと、ルフィと一緒でちょっと感覚が可笑しいのもあり、ストッパーにならないからと戦力外にさせられる。
ナミは行きたくもないためかすでに涙目だった。
「ナミ、お前『宝船』楽しみにしてただろ?」
「これが『宝船』なわけないじゃない!見たでしょ!?動くガイコツ!!」
「あいつが宝の番人だ!!とにかくあいつを探そう!!」
ロープを伝い、上へ登っていくと上にはガイコツがルフィ達を覗き込んでいた。
その恐ろしさにサンジとナミは悲鳴を上げる。
「悪霊退散!悪霊退散!ルフィ安らかに眠れ〜〜!!」
「いいな〜…私も生の動く人骨見てみたいな〜…ね、ロビン、あの骨、こっちに遊びに来ないかな?」
「そうねェ…もしかしたらルフィ達が骸骨になって仲間にするためこっちにくるかもしれないわね」
「ヲォイ!!おっかねェこと言うなよ!!おめェら!!!」
2人の悲鳴を聞き、ウソップは十字架を船に向けた。
その頃、3人は…
「ごきげんよう!!ヨホホホ!先程はどうも失礼!目が合ったのに挨拶もできなくて…ビックリしました!何十年振りでしょうか…生身の方にお会いするのは…ここらじゃ会う船会う船ゴースト船でもう怖くて…さァさァ、どうぞ中へ!!」
ルフィの求めていた喋るガイコツがルフィ達の前に立っていた。
ルフィは思っていた通りのガイコツにご機嫌だったが、ナミは怯え、サンジは驚愕していた。
「みろ!喋ってる!ガイコツがアフロで喋ってる!!」
「「……………」」
「オヤオヤ!そちら実に麗しきお嬢さん、んビュ――ティフォー!私美人に目がないんです!!ガイコツだから目はないんですけども!ヨホホホホ!!」
歩み寄ってきた人骨にナミは体を震わせ後逗さる後ずさる。
「…えっ!?いえ…そんな…」
「パンツ見せて貰ってもよろしいですか?」
「見せるかっ!!!」
しかしセクハラするガイコツをナミは蹴り倒す。
ナミの蹴りにガイコツはそのまま横に倒れてしまった。
「ヨホホホ!オヤオヤ手厳シィーーーーー!!!骨身にしみました!ガイコツなだけに!!」
「うっさい!!」
「うははははは!!!」
意外と喋るガイコツに大笑いするのはルフィだけだった。
「お前うんこでるのか?」
「それ以前の疑問が山程あんだろ!!!」
「あ、うんこは出ますよ」
「答えんな!どうでもいいわ!!」
ルフィのくだらない質問に律儀に答えるが、2人ともサンジに怒られてしまった。
ガイコツに怒ったサンジは指を差す。
「まず!お前は骨だけなのになぜ生きてて喋れるのか!お前は一体何者なのか!なぜここにいるのか!この船で何があったのか!!この海ではどんな事が起きるのか全部答えろ!!!」
「そんな事よりお前おれの仲間になれ!」
「ええ、いいですよ」
「うおおおおおおいっ!!!!」
サンジの言葉を無視しルフィは唐突に仲間に勧誘しガイコツも即答え、ナミとサンジを絶句させる。
ガイコツが仲間になったのを知らず、アスカは淡い期待を抱き大きな船を見上げていた。
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