(207 / 293) ラビットガール (207)

エロあり!

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ナミは浴場へ、アスカはその少し離れた場所にある個室の浴場へ入っていく。
ナミはウソップ、アスカはチョッパーと2人が浴場の入り口に座っていた。



「だいたいなァ、ナミ…夜中に便所を怖がるガキじゃあるめェし…何で風呂場をおれ達が護衛しなきゃならねェんだ?怖ェなら入らなきゃいいだろ」

「ゾンビに触られてあんたよく平気ね不潔。」

「どうせまた汚れるし…」

「夜になったらここ出るわよ」

「ええ!?おめェ何言い出すんだアホめ!!」


ナミの言葉にウソップはつい風呂のカーテンを開けてしまい、ナミに桶をぶつけられる。


「せっかく泊めてくれるって言ってんだぞ!?夜中外に出たらどうなるかくらいお前わかるだろ!?おれ達はとにかくもうこれ以上動かねェ事だ。ルフィ達が必ず助けに来てくれる…おれはもう2度と外へは出たくねェ!森も墓もいやなんだよ!」

「中も外も同じよ…屋敷の中をちゃんと見渡した?廊下も部屋も…私の勘が正しければ…この屋敷はすでにゾンビだらけよ」


ナミの言葉にウソップは小さな悲鳴を上げる。
そしてカーテン越しとはいえ1人であるのは間違いなく、恐々に周りを見渡す。


「そうなると一番怪しいのはホグバック本人…!!彼はウソをついているあの男とゾンビ達に繋がりがなかったらこの屋敷や島で暮らしていけるわけがない!!とにかく今は気づかないフリをして夜になったらここから逃げましょう!」

「ぬぬ……!!この話チョッパーが聞いたら怒るぞ!!」

「怒ったら怒ったらでなんとか宥めて…」


ナミが言いかけたその時、少し離れている個室からチョッパーの声とものすごい音が響き、ナミは立ち上がる。


「なに…!?」

「アスカとチョッパーがいるトコからだぞ!!!」


ウソップの言葉にナミは慌ててカーテンを開け、タオルで体を隠してアスカとチョッパーのもとへと駆けつける。
ウソップは緊急事態にナミの体を見ていなかった。







その物音がする前の個室では…


アスカがシャワーを浴びていた。


「本当に一緒に入らなくていいの?」

「ああ!おれサイン色紙を見てたいんだ!」

「ふふっ…よかったね。」


よっぽど嬉しかったのだろう。
チョッパーはアスカが服を脱ぐ間でも色紙を見つめニコニコしていた。
アスカは湯船から見える扉のガラスのせいでぼやけて見えるチョッパーの後姿に微笑んでいると、突然腕を掴まれたように力を入れられ腕が独りでに上がっていく。


「!?」


そしてそのまま壁に押し付けられてしまい、そのまま持ち上げられるように体が浮き湯船から出されてしまう。


「なに…チョ…ッ!!!」


外にいるチョッパーを呼ぼうにも口を塞がれてしまい、押し倒される。


「んー!!ん!!ッ!!」


傍から見たらアスカ1人で芝居でもやっているのかと思うだろう。
周りには誰もおらず誰かいるのかと言えば外にいるチョッパーだけなはず。
なのにこの場にはアスカ以外存在し、そしてアスカを押し倒し、口を塞いでいる。
暴れても力が強い上に能力者のアスカは水のせいで力が半減しておりその辺のか弱い娘と同じになっていた。


「んッんぅ…ん!!」


体をツー、と指らしきもので上から下へと伝っていく感覚に性に対しては人より敏感な体はビクリと感じてしまう。
そして指らしいモノは下半身へと伸ばされ、アスカは足を無理矢理開かされる。


「ッんーー!!!」


混乱している頭でも流石にヤバイと思ったのか、能力を出そうと足をウサギにするも…


ガシャンッ!!


「ッ!!!」

『大人しくしてもらおう…すぐに終わる……』

「!」


首に何かを付けられたと思った瞬間体の力という力が全て抜け、抵抗も出来なくなってしまった。
アスカは微かに聞こえた男の声に眉を潜めるも抵抗できずにいる。
ぐったりとするアスカに男は再び下半身へと手を伸ばす。
そのアスカの下半身の裂け目に指を入れ、何かを探るように指を動かす。


「んッ…ん!んぅっ!!!ん…っ!!」


指が動くたびにビクビクと体を感じさせるアスカ。
個室用の狭い浴室にはくちゅくちゅと卑猥な音がシャワーの音に混じって響く。


『ガルルル……ほう…処女だと思ったが…違うのか……だがまぁいい…おいらの目に狂いはなかった…!冷酷ウサギのアスカ!おいらの花嫁になれ!!』

「ん!!!」

≪早う主から離れよ!!≫

『グッ…!!』

「ッは…!!」

男の指が抜けた時、アスカの腕からシュラハテンが出てきて見えない男を叩き飛ばす。
アスカは突然口を押さえていたモノがなくなり息を吸う。
物凄い音を立てながら男は壁に叩きつけられ壁はヒビ割れしていた。


「ど…!どうしたんだ!?アスカ!!!」

「はぁ…はぁ…誰かが…」

「え?」

「アスカ!!!?」


頬を染めてぐったりとしていたアスカに物音に気付いたチョッパーが入ってきてその後に物音に気付いたナミが駆け込んでくる。


「うおーっ!?ありがとうございます!!」

「お礼言っちゃったよ!!」


後から来たウソップは裸のまま仰向けのアスカを見て驚き丁寧に腰を折ってお礼を告げた。


≪この部屋に誰かおるぞ!主を襲ったのだ!!気をつけよ!!≫

「なんですって!!?」

「え!?ホントだ匂うっ!!」

「え!?ここにも匂いが!?すまん!さっき屁をしてそれが届いたんだ!!」

「屁じゃねーよっ!!人の匂いだ!」


ぐったりとして息が荒いアスカをナミは抱き上げ、独りでに開いた窓を指差す。


「窓から逃げる!!」

「何で窓が勝手に……一体何が逃げるんだよ!!"必殺火薬星"!!」


ウソップの火薬星が窓に当たり粉々になって窓ごと消える。


「逃げられたの!?」

「わからねェ…とにかくここから早く逃げよう!!」

「ええ…アスカ、起きれる?」

「…………」


ナミに聞かれアスカは弱弱しく首を振る。
その姿はいつもの無表情とは違い、気だるげなため、色っぽい。
同じ女のナミでさえ頬を染めるほどだった。
しかし、ここにはいつまでもいられないとチョッパーがアスカを着替えさせ、ナミも服に着替える。

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