(102 / 158) 浦原娘主 (102)

私は只今飛んでおります。

…高いです…ものすっごく…

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私は一護様に抱えられて懺罪宮まで辿り着くことが出来た。
旅禍が此処に来たのとその霊圧に驚いたのか、私が旅禍と一緒にいるのが驚きなのか、白哉様と浮竹隊長は目を丸くする。

何故お二人がそこにいるのか分からないが多分白哉様を浮竹隊長が止めてくださったのだろうと私は推測する。

私は私達と白哉様と浮竹隊長の真ん中で倒れている岩鷲様に気付き駆け寄る。
この傷は白哉様がつけたのだろう…遠慮がない。
私は早速岩鷲様に治療を行おうとした。


「真由美…」


名前を呼ばれ見ると白哉様がこちらを見ていた。
…いや、見ていたのではなく、睨んでいた。
私ではなく岩鷲様を…


「何故、ここにいるのだ…」

「私は旅禍であるこの方と先まで共に居ました。」


白哉様は反応し、一護様を睨みつける。


「理由は……」


私は白哉様を見つめ口を開いた時…


「…後でいくらでも怒鳴られてやるよ……あいつを倒した後でな…」


一護様の言葉に私も白哉様も一護様を見つめる。


「一護…」

「なんだよ…此処まで来て今更引けとか言うんじゃねぇだろうな…」


二人はその後言い合いを始める。
私はつい笑ってしまい、私の笑いに二人はフン、とお互いの顔を背ける。
それがまた可笑しくて笑ってしまう。


「白哉…あれは一体…誰だ…」


声がして顔を向けると浮竹隊長が目を丸くして一護様を見つめる。


「無関係だ。少なくと今兄の頭によぎった男とはな…」


白哉様の言葉に私はある方を思い浮かべる。
私はあまり接点の無かったあの方と一護様は似ている。
それは私も思った。
だが…性格も、声も、動きも。
何もかも違いすぎていて他人の空似、と思ってしまう。

だが白哉様はすでに戦う気満々だったので私は岩鷲様を引きずって後ろに下がる。

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一護様はお強い。

一角様、恋次くん、剣ちゃん…
この三人は決して弱くはない。
三席も副隊長も隊長も、どの人も他には負けない力を持ちその三人を負かした一護様はお強い。
それは認める。

だが…今度の相手はそうはいかない…
人と言うのは調子に乗るもの。
自分の力を過信してしまいそれが原因で負けるのが大半…

それは人だけではない。
死神もまた然り…

白哉様は力の差を見せるためにアレを使う。

だがその前に夜一様に邪魔され、失敗に終わった。

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