一護達は砂漠の真ん中で座っていた。
移動しようかと立ち上がった瞬間、虚三対が女の子を追いかけられていたところに遭遇。
「人間…!?」
「まさか…!僕らの他に人間が…」
そう言っている間にも女の子に追いつきそうになる。
三人は咄嗟に追いかけている虚を撃沈。
三人それぞれを脅したり捕まえたりする中女の子が止めに入る。
「やめれー、やめてけろー!ネルたつが、あんたらに何しただー!意地悪はやめてけろー!」
「仮面…お前、虚か!?」
「ふぎゃっ!」
一護は聞き覚えのある声が後ろから聞こえ振り返ると、巨大な蛇みたいな虚の後ろから見覚えのある人物が姿を現した。
「…って真由美!!?」
「いったた…もうバワバワったら急に止まんないでよぉ………って一護様!?」
何で此処に!?と目を丸くする真由美。
「何で、は俺が言いてぇよ!お前藍染に捕まってたんじゃないのかよ!!」
「それは…」
「やめてけろー!!真由美はなんも悪くねぇ!!」
「あ?」
一護にしてみればただ見ただけなのにネル達からしたら睨まれたように見え、ネル達は素早く土下座をする。
一護に睨まれたと勘違いしたネル達は態度をコロリと変え、それに真由美は苦笑いを浮かべる。
「ほんとーに、申し訳ありませんですた。ネルたちの無限追跡ごっこが、そんな誤解生むだなんて、ちっとも思いませんで」
「無限…追跡ごっこ…」
「いかんせんウェコムンドには、娯楽っつーものがねえもんで、はあ」
「ごっこって…お前ちょっと泣いてたじゃねぇか…」
「はいーっ、ネルはドМなもんで、ちょっとぐらい泣くぐらい追っかけてもらわねえと楽しくねえんす」
それを聞いた一護は側に居たドンドチャッカに『ガキになんちゅう言葉を教えてんだ!』と殴る。
真由美は一護の隣で微笑んでいた。
「その、ネルっていうのが君の名前かい?」
「はいーっ、ネルはアランカルのネル・トゥと申すます」
「アランカル?」
「はいだす。ちなみにこっちは…」
ネル達は真由美の時と同じように挨拶をする。
だが聞いていた一護は待てとネルを止める。
「なんすか?」
「アランカルに兄妹とかペットとかあるのかよ…」
その言葉にネルは怒る。
だが一護に一刀両断されてしまう。
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