(124 / 158) 浦原娘主 (124)

一護が死神と気付いたネル達は無限追跡ごっこで遊んでるフリをしてやっつけるという計画を立て無理矢理一護を無限追跡ごっこに参加させる。

その後ろをペッシェとドンドチャッカが追いかけ、それを見ながら真由美は四人に「こけないように気をつけてね〜」とどこかずれた事を言った。
一護は何か突っ込んでいたが三人は元気よく返事をして走っていた。
真由美の横では雨竜とチャドが見ていたがパワパワに追いかけられ二人も無限追跡ごっこに参加するハメになる。

真由美は保護者のように無限追跡ごっこを微笑みながら眺めたまにネルが手を振ってくるので振り返る。


だがネルが木に躓き、ぶつかりそうになるのを一護が助ける。
真由美はネルの元に素早く駆けつける。


「どこにも怪我してねぇな?」

「は…はいっす」

「そっか、良かったな」


そういって一護は仲間の元に戻っていく。
ネルは一護の後ろ姿に声をかける。


「に、に、逃げるっすか!こ、このまま、逃げる気っすか!?」


引き止めたい一心だったが一護は急いでいるからと先に進もうとする。


「酷いっすー!弄ばれたっす!こんなことなら殺された方がましだったっすー!」

「ネ、ネル!」


真由美は黙って見てたが泣き出したネルに駆け寄る。
ネルは真由美に抱きつく。


「ならば、このわしが殺してくれようぞ!」


だが何処からか声がする。
それに一護達は警戒し、戦闘体勢になる。
真由美もネルを抱き締め周りを見渡す。


「何か来る…!」


声の主は砂から這い出てきた。


「な…なんだ…!?こいつ!!」

「白砂の番人、ルヌガンガ様っすー!」


一護の疑問にネルが答えるがルヌガンガは勘違いをし、ネル達を裏切り者とされた。
ネルが言い訳を言おうとした時、一護が前に出て行き成りルヌガンガを斬る。


「よし。」

「あー!!」

「やってしまったな!」

「いきなりだ!不意打ちだ!ずるっこだ!」

「「「悪者だーー!!」」」


三人に指差され一護はイラっとくる。


「うるせーな。いいだろ?助けてやったんだから」


そういう一護の背後にはルヌガンガが再生し始めていた。


「一護様…!後ろ!!」


完全に元に戻ったルヌガンガは攻撃を繰り出す。
砂嵐を出すが一護達ではなく真由美とネルに向かってきてしまう。
真由美はネルを抱え逃げるが砂嵐に巻き込まれ宙に浮いてしまう。


「きゃぁ!!」

「真由美!!」


一護が手を伸ばし、真由美も一護の手を掴もうと手を伸ばす。
真由美の手を掴み引っ張る。

だが次は三つの砂嵐が一護たちに向かってくる。
一つは一護に消されるがまたすぐに現れる。
次は三人同時に攻撃しルヌガンガは消えた。


「…やったか?」

「どうかな…」


静まり返る砂漠にネルは何かに怯えるように真由美の服を掴む。


「来るッス…」


すると前に大きい穴が出現し、蟻地獄のようなものが一護達を襲う。


「……っ!!」


真由美がバランスを崩してしまい落ちるスピードが早い。
一護は咄嗟に真由美に手を伸ばす。


「捕まれ!」


真由美は一護の手を掴む。
もう片方はネルを掴んでいるため片手しか使えない。


「離すんじゃねぇぞ!?分かったな!!」

「はい!!」


真由美は一護の言葉に掴んでいる力を強くする。


「ネル、貴方も離したら駄目よ!」

「わかったッス!!!」

「何とかならねぇのか!!」

「無理そうだね…!」

「攻撃の方法が見つからない!!」


二人に聞いても打開策がなく舌打ちしてしまう。
一護は真由美に必死に抱きついているネルに聞くがネルが悪態をつけて教えてもらえず一護はネルの頬を引っ張る。
だが…


「お願いネル!あの虚の弱点教えて!」

「水っす!」


真由美が聞くとすんなり答える。
それがまた気に入らなくて一護はさっきよりネルの頬を思いっきり引っ張る。


「水!?」

「砂漠で水か…」

「何処にあんだよそんなもん!!!」

「そうっす、無いんす!だからルヌガンガ様は無敵なんす。だから番人を任されてるんす!!」


こんなとき桜ちゃんがいたら!!と真由美は思っているとルヌガンガが現れ口を大きく開き真由美達を飲み込もうとする。
だが突然ルヌガンガが凍りつき崩れる。
唖然としているとルキアと恋次がいた。

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