(128 / 158) 浦原娘主 (128)

虚が住む虚圏…そこには王が居た。

死神ではない王。

尸魂界から来た死神ではない王。

人間でもなく虚でもない王。

しかしそれでも虚にとって王は王であり、自分達が無条件に付き従うべき存在である。

彼らにとって王の存在に理由はいらない。

王という神に存在理由など聞くほど馬鹿な話はないのだろう。

王も自分を慕う虚達を兵士と言って愛した。

虚は王が望むように王の兵士として力をつけていく。

自分達は王に愛されている…全ての虚が王の愛を感じ生きていた。



『お初にお目にかかります、虚圏の王』

『死神、か……死神如きが私の元に来るほどの力があるとはな…』



しかし王は1人の死神と出会い変わった。

王は今、奥に引っ込み姿を見せず愛する兵達全てを1人の死神に与えた。

その死神の名は藍染惣右介……孤独な目をする死神だった。

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