(2 / 42) 一護夢 (2)

こんばんわ、私は斎藤 あかりと申します。
私は只今引越しのトラックの中にいます。
何ででしょうね、何で私が荷物と一緒に乗せられてるんでしょうね。

そ れ は !

親戚の叔父さんと叔母さんが私を放り込んだからです☆
軽く言ってるが早い話し、父と母とが死んで二人の遺産だけ取られて私は用済み、と言う感じで放り出されました。

ハハ、悲しいなぁ…
人間お金が関わると変わるんだねぇ…
あんなに可愛がってくれたのにねぇ…
というか両親があんなにも遺産を残しているとは思ってもなかったよ。
あー…死にたい…


んで、なんで引越ししてるかと言うと会った事ない父方の叔父さんからタイミングを見計らったように手紙が来た。
どうやら私の為に一戸建ての家を用意しているらしく、良かったらそこで暮らしてくれ、とのこと。
生活費も出してくれるという事だが…
…なんだろうね、この差は。
というか怖いなぁ…
会わないし、名前も知らないし、連絡方法もないし…騙されてるのかなぁ…

でもまぁいいや、と考えて私はここにいます。
遺産をブン取ってはい、さよなら!っていうおっさん達が私を気遣うわけもなく、私はトラックの荷物と共に運ばれるのであった。

死んだらお父さんとお母さんに会えるのかなー…

2 / 42
| back |