「はっ!ラブリーな動物の気配がする!!」
私は動物探査能力が発動し周りを見渡す。
キョロキョロと周りを見る私はさぞ変質者であろう。
(…あれは…!!)
すると前に歩いている茶渡くんがいた。
そして手に持っているものを見て私は行動に移す。
「さ…茶渡くん!!!」
「なんだ」
「そのインコ…触らせて!!!見せて!!!写真取らせて!!!!」
「だ………」
私は駄目だと言われる前に黒崎家で伝授したキラキラビームを使う。
すると茶渡くんが私から目を逸らす。
おぉ、聞いてる、聞いてる!
「お願い…」
「ゔ………分かった…」
「ありがとう!!!!」
ついに折れた茶渡くんにお礼を言うがどうやら昼食の為屋上に行くらしいので付いていくことにした。
インコを見ながらご飯とか私からしたら天国としか考えられないのだ…!!
私はルンルン気分で茶渡くんの隣に歩く。
ちゃんとインコがいる方だ。
****************
「困ったことがあったら俺にいってくださいね!!」
「本当!!?」
屋上に着くと浅野くん達がいた。
私は茶渡くんの後ろにいたから気付いてもらえなかった…
気付いてくれたのは水色君だけでした…
「あれ、あかりさんも一緒なんだ」
「チャド!!お前が連れてきたのか!!?」
「付いてきた」
「何ーー!!?…グッチョブ!!!!女性に囲まれ食事というのも良いものだな!!」
「囲むったって二人じゃねぇか…というか付いてきた?」
私はインコに夢中で三人の会話を聞いていなかった。
すると誰かが私の肩を叩く。
振り向くと周りをキラキラさせた朽木さんが居た。
手元を見るとパックのジュース。
(あ、そういえば…)
私はそれにある事に気付きとりあえず朽木さんのジュースを持ってストローを挿してあげる。
(そういえばこの子は…)
これから怒るであろう出来事を私は思い浮かべ籠越しにインコの頭を撫でる。
可哀相だと思うが結局は黒崎君達のお陰で成仏?させてもらえるのでそれまでの辛抱だと思いを込めながら撫でる。
その間私はカメラでバシャバシャ激写していた。
【オマケ】
「あいつ、何してんだ?」
「どうやらあのインコ目当てについてきたらしい」
「あぁ、だから啓吾が何言ってもインコから目を離さない上に聞いてなかったんだ。」
「うぅ…俺はインコ以下なのか…!」
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