私は今日は家で夕飯を食べようとしたら何故か呼ばれた…
「それではこれより、明日の当番を決める会議を開きたいと思います!ていうか、ぶっちゃけ議長は父さんなので、全ての決定権も父さんにあります!!」
「えーー!なんだよそれ!そんなの会議じゃねーよ!」
「こら!発言は挙手して行いたまえ参謀長官!!」
「さ、参謀長官…」
「あ、あの…」
私は恐る恐る議長である一心さんに言われたとおり挙手する。
「はい!なんだね!マスコット長官!」
「マ、マスコット長官!?…あ、いや…なんで私もここにいるのかなぁって…思って…」
「何でって、家族だからだろ?」
「え…」
意外な方から声が聞こえ、目を向けると黒崎君が此方を見ていた。
「お前は血が繋がってないから家族じゃねぇってか?それとも知り合って間もないからか?」
「え…いや…」
「あかりちゃん!!大丈夫だ!!例え血が繋がってなくてもあかりちゃんは俺と真咲の娘だぁぁぁぁ!!!」
「ひゃぁぁ!!!」
「止めろ!親父!!」
まさか黒崎君からそんな事言われてしまうとは思わず私は唖然と黒崎君を見つめる。
一心さんに抱きつかれるまで私と黒崎君は見詰め合っていた。
「じゃぁさ、家族って思ってるならその苗字を呼び合うのやめたら?」
「「…え…?」」
夏梨ちゃんが言った言葉が理解できず私は一心さんに抱き締められたまま、黒崎君は一新さんを剥がそうとするまま固まる。
「そうだな!家族なら何時までも苗字呼びと言うのも変だからな!!流石夏梨!!」
一心さんが『言うまで離さないぞ☆』と言ってきた。
私は困ってしまい黒崎君を見る。
黒崎君も私を見ていた。
「……あかり…」
「…え…っと……一護、くん…」
仕方ないので名前を呼ぶが慣れない…
原作を読んでいる時は名前で言えたが本人がいたら気まずいだけだ…
「よーし!お互い絆も深まった所で!まず遊子はいつも通りお弁当参謀!!」
「了解!「
「夏梨は荷物持ち!」
「あぁ!?長官は!?」
私はとりあえず親子の触れ合いを見つめ、明日に備えて心の準備をする。
明日は虚がこの家族を襲う。
私という原作にない人物が関わることでどうなるか分からないが、私は私で原作から一歩後ろで見ていよう。
それが、人でなしと罵られていたとしても…
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