喜助は最近娘になった真由美が一人で寂しく待っていると思い、急いで帰る仕度をする。
帰るとき、まるで狙ったように夜一がやってきた。
「今帰りか。」
「そうッスけど…」
嫌な予感がしてるので早く用件を言ってほしいと思う喜助。
「そうか。ならば早よう行くぞ」
「は?」
『何をしておるのだ。』と喜助を急かす夜一。
喜助は状況が飲み込めず、口をあけたままに夜一を見つめる。
「なんじゃ、早ようせい。外に砕蜂を待たせておるからのう。後で煩いぞ?」
「あ、はい……って待ってください!!何で…」
「わしも砕蜂も真由美に会いたいんじゃ!ほれ!さっさと行くぞ!!」
そう言って夜一は喜助を引っ張る。
喜助は引っ張られながらも諦めず言い合う。
外で待っていた砕蜂も参加し、夜だというのに三人言い合いながら浦原家へ向かう。
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「あの〜夜一サン…」
「なんじゃ?」
今だ喜助の腕を掴む夜一は喜助に呼ばれる。
「またにしてくれませんか?あの子も寝てるだろうし…」
「寝ておったら顔だけ見て飲めばよかろう?」
「あの子が起きたらどうするんスか。」
「一緒に飲めばよかろう。」
「夜一様!真由美はまだ未成年です!」
「そうっすよ!止めてくださいよ!!」
夜一は止めに入る部下に少し不貞腐れる。
そうしている間に浦原邸についてしまった。
喜助はもう既に諦めいる。
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