こんにちわ、真由美です。
皆さんお元気でしたか?
私は死にそうでした。
血を吐いて吐いて吐きまくる日々でした。
私が血を吐くたびにお父様と白哉様が騒ぎ、余計過保護になってしまって…
部屋にはトキ達が常に部屋の隅にいました。
そして何故か朽木家の使用人もいました。
白哉様ったらすでに当主の貫禄をみせておいでなのですね…
私は判断が鈍っている頭でそんな事を考えていると急にお父様が真剣な顔して言うのです。
「真由美サン、これから修行頑張ってくださいね!!」
と。
私は何言ってんだ。と思いましたね。
ちゃんと一から話して欲しいものです。
私は停止した頭をフル回転させ考え付いた答えは修行の許可が出たということです。
私はそれに喜びお父様に飛びつきます。
お父様は鼻の下を伸ばしてました。
****************
それからは二番隊の地下でお父様、夜一様、銀嶺様の三人に鍛えてもらってます。
時々、というか頻繁に血を吐くけど頑張りました。
血を吐いたときお父様が一番慌ててました。
多分ここに白哉様もいたらお父様といい勝負が出来そうなぐらい慌てたでしょうね。
それでも少しずつ私は無闇に血を吐くこともなく、大人しくしていれば貧血も起きなくなりました。
吐血してりゃそりゃ貧血になるわな。
「よし、此処までにするかの。」
「ありがとう、ございました…」
「真由美、そこに座りなさい。少ししたら横になるのだぞ」
「はい。」
銀嶺様の指導の下、修行していた私は息を切らしていた。
銀嶺様の指差す方向には既にお父様が用意してくださった≪真由美サン専用快適スペース★真由美サン以外が使ったら…≫という場所に行って休む。
私以外が使ったら…の"…"の続く言葉が気になるが教えてくれなかったので今じゃ何も考えない事にした。
聞いたときのお父様の顔はトラウマになりそうだった。
「大丈夫か?真由美」
「砕蜂様…少し疲れました…」
砕蜂様からタオルを受け取り私はソファに座り汗を拭き取る。
このスペースにはエアコンもないのに涼しい。
疲れた身体を冷やさないように配慮されているためなのか、身体が冷えることはなかった。
ソファはお父様が『オーダーメイドで作らせましたので快適なはずです!』と自慢げに行ってました。
家の金を何に使ってんだ、と思いましたが言うと落ち込み後が大変なので言いませんでした。
お礼+笑顔をプレゼントすると鼻を押さえてそそくさと仕事へ行きました。
そのときの夜一様と砕蜂様の目は異常なほど冷たかったです。
「少し横になれ、ほら」
砕蜂様はご自身の膝を叩く。
それは砕蜂様の膝を枕にして横になる、という事で、突っ込むのにも飽きたので大人しく砕蜂様の膝を枕にして横になった。
そんな私に砕蜂様は微笑み、私の頭を撫でる。
私が修行している時は二人一組で付き合ってくださる。
一人は私を鍛え、もう一人は私がバテたり、休憩や終了のときにこうして世話をしてくれる。
正直なんでこんなに甘やかすんだ、と思ったが本人達は私を鍛える事より甘やかす事で争うので好きでやっているのだと分かった。
お父様と白哉様は血を吐く前から過保護だったが夜一様たちは血を吐き続ける身体になったと分かったら前より過保護になった。
前も過保護と言えば過保護だが私を無闇に甘やかさないのでそっちの方が私的に助かったのだが…
「どうだ、体調は…」
「最近は吐血の量が減ってきております。ですが気を抜くと余計悪化いたします…」
「そうか…まだまだ駄目かの…」
銀嶺様が体調を聞いて来たので身体を起こそうとしたら銀嶺様と砕蜂様に止められた。
「真由美、今日は終わりじゃ。」
「はい。ありがとうございました」
「ふむ…この後なのじゃが…」
「分かっております。お父様のところで大人しくしております。」
そうか、と安心したように微笑む銀嶺様。
そういえば言ってなかったがお父様は十二番隊の隊長に昇格した。
驚きだ。
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