(42 / 158) 浦原娘主 (042)

あれから真由美は修行と実験と忙しい日々を送っていた。
修行が終わると必ず十二番隊へ赴きマユリと一緒に実験を行う。
マユリに気に入られ色々な事をマユリに教えてもらい毎日が充実していた。


「真由美ちーん!!」

「あ、やちるちゃん!」


今日は修行はなく、真由美はマユリの実験を手伝っていた。
マユリに実験器具を取りに行くように言われ取りに行って戻る途中にやちるに出会った。

あれからあまり会えなかったがやちると同じ背丈だったのが真由美の方が高くなっていた。
大人ばかり周りにいるから成長している事を忘れてしまっていた真由美は自分はちゃんと成長してるんだなぁと実感していた。


「真由美ちんなんか大きくなった?」

「うん、背が伸びたの。」


ふーん。と興味なさげに言うやちるだが次には笑顔になり真由美の腕を取る。


「ねぇ!遊ぼ!!」

「わわっ!駄目だよやちるちゃん!!」

「ぶー!なんでぇー!!?」

「だってコレを持っていかないと…それに、まだ実験が終わってないから…」


やちるは頬を膨らませ不機嫌になる。


「ごめんね?」

「むぅ……じゃぁあたしもついてく!」

「え?でも…」


真由美は何かを言う前にやちるに背中を押され歩き出す。
着いた先はマユリがいる場所なのだがやちるが何故知っているのだろうかと疑問に思う。
長年付き合っているので此処にも遊びに来ていたのだろうと完結させる。

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