修兵は思う。
俺、なんでまた阿近さんとストーカーしてんの?
と。
檜佐木修兵は東仙要とお茶を飲んでのほほんとしていた。
だが突然阿近がやってきて東仙に『こいつ借りてきます』と言って返事も聞かず修兵を攫って行った。
そのとき修兵は東仙に助けを求めるが東仙は笑顔で手を振るだけだった…
いい笑顔の東仙に文句を言う気力を奪われ修兵は泣く泣く阿近に攫われる事になった。
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「阿近さん…今日はビデオ回さなくていいんすか?」
修兵と阿近は以前と同様に物陰に隠れ例の少女をつけていた。
「あぁ。今日は攫うから必要ない」
「へ〜そうなんです…」
修兵はの全ての時が止まる。
阿近は固まる修兵を見向きもせず真由美を攫うタイミングを計っている。
「ってええええ!!?さら…攫うって…えええええ!!!?」
「うるさいぞ!バレるだろうが!!」
ゴッと重い音をさせ阿近は修兵の頭を殴る。
修兵は痛む頭を擦り阿近に謝る。
「なんで攫う必要が…まさか見てるだけじゃ飽き足らなかったとか…!?」
「………そろそろか」
『否定しないんすか!?』とまた一人で騒ぐ修兵に阿近は睨みつける。
阿近に睨まれ黙る修兵に阿近はとんでもないことを言う。
「
お前が攫って来い。」
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