勝負は銀時達の勝利で幕を閉じた。
銀時は終わったと思うとどっと疲れが襲ってきそうだったが、まだ問題は残っていた。
――妙である。
銀時は最終局面を迎えようと妙と雪の方へ足を向けた。
だがその時、閉まっていた障子が開き、その部屋の中から柳生家当主である輿矩と、多くの門下生達が現れた。
「これ以上柳生家の看板に泥を塗ることは許さん!!ひっ捕らえろ!!!」
輿矩は門下生達にそう命じ、その命じるままに門下生たちは一斉に庭に乱入してくる。
門下生達の雄たけびが響き、銀時達へ向かってくる。
それは部屋の中にいた神楽や土方もターゲットにされており、門下生達が彼等へ向かうのを見て雪は銀時達の元へと行こうとするも妙に止められてしまう。
しかし…
「邪魔をすんじゃねエエエ!!」
神楽や土方、銀時、鷹臣を捕まえようとする門下生達を薙ぎ払う者がいた。
それはゴリ……近藤だった。
トイレの勝負で気を失っていたが、目を覚ました近藤は騒動に気付き駆け付けたのだろう。
「決着がついた勝負を無視し俺の弟…達を捕まえるなどこの俺が許さん!!」
「おいイイイ!!今弟って言いかけただろ!!俺らはオマケか!!」
「ちょ、土方さん、もうちっと優しく動いでくだせェ…こちとら足が折れてるんでさァ」
「てめえはなんで乗ってんだ!!」
起き上がっていた土方が近藤のブラコンぶりにツッコミを入れるが沖田に肩車を強制的にさせられ怒りのごとく激しく動いてやる。
その度に揺れる足に痛みが走り沖田が『イダダダ!痛い!!めっちゃ痛い!!』と珍しく叫び、痛みからくる涙を流していた。
顔は見えないが、土方は『ざまあみやがれ』と本日二度目の毒を吐く。
「銀時」
銀時は雪の元へ駆けつけたいが、数だけはある襲ってくる門下生を倒していると鷹臣に声をかけられ振り返る。
振り返ると鷹臣は柔らかな表情で笑っていた。
その笑みは見覚えがあり、銀時の目には…
「行っておいで、銀時」
鷹臣の顔と―――先生の影が重なって見えた。
銀時は終わったと思うとどっと疲れが襲ってきそうだったが、まだ問題は残っていた。
――妙である。
銀時は最終局面を迎えようと妙と雪の方へ足を向けた。
だがその時、閉まっていた障子が開き、その部屋の中から柳生家当主である輿矩と、多くの門下生達が現れた。
「これ以上柳生家の看板に泥を塗ることは許さん!!ひっ捕らえろ!!!」
輿矩は門下生達にそう命じ、その命じるままに門下生たちは一斉に庭に乱入してくる。
門下生達の雄たけびが響き、銀時達へ向かってくる。
それは部屋の中にいた神楽や土方もターゲットにされており、門下生達が彼等へ向かうのを見て雪は銀時達の元へと行こうとするも妙に止められてしまう。
しかし…
「邪魔をすんじゃねエエエ!!」
神楽や土方、銀時、鷹臣を捕まえようとする門下生達を薙ぎ払う者がいた。
それはゴリ……近藤だった。
トイレの勝負で気を失っていたが、目を覚ました近藤は騒動に気付き駆け付けたのだろう。
「決着がついた勝負を無視し俺の弟…達を捕まえるなどこの俺が許さん!!」
「おいイイイ!!今弟って言いかけただろ!!俺らはオマケか!!」
「ちょ、土方さん、もうちっと優しく動いでくだせェ…こちとら足が折れてるんでさァ」
「てめえはなんで乗ってんだ!!」
起き上がっていた土方が近藤のブラコンぶりにツッコミを入れるが沖田に肩車を強制的にさせられ怒りのごとく激しく動いてやる。
その度に揺れる足に痛みが走り沖田が『イダダダ!痛い!!めっちゃ痛い!!』と珍しく叫び、痛みからくる涙を流していた。
顔は見えないが、土方は『ざまあみやがれ』と本日二度目の毒を吐く。
「銀時」
銀時は雪の元へ駆けつけたいが、数だけはある襲ってくる門下生を倒していると鷹臣に声をかけられ振り返る。
振り返ると鷹臣は柔らかな表情で笑っていた。
その笑みは見覚えがあり、銀時の目には…
「行っておいで、銀時」
鷹臣の顔と―――先生の影が重なって見えた。
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