次の日、雪達は近藤と共に下着泥棒を捕まえる手伝いをすることになった。
妙と神楽に伝えようとした時はすでに準備万端で、『どこの合戦にいくの!?』と雪はツッコんでしまうほどの武装をしていた。
2人を説得する役割を雪が必然的に任され、雪は必死に説得し何とか分かってくれることに成功する。
警察でも動いていたが、美女達の下着を施しとして配っていたお蔭で唯一目撃者である男達の協力を得られず四苦八苦していたようである。
「第35かーい、チキチキふんどし仮面を捕まえろーだーいさーくせーん」
「「イエーーイ!!」」
雪も知らなかったとは言え自分の下着も盗まれているため捕まえれるなら今すぐにでも捕まえたいという気持ちではいた。
しかし、だからと言って、何故自分の家で捜査協力しなくてはならないのかという不満もあった。
確かに男だらけの真選組に下着を無防備に見せてくれる女性はそういないだろう。
中には渋々協力してくれる人もいるだろう。
だが真選組も真選組もで男ばかりの集まりだからか捜査だからと言って女性に協力を頼むのも気が引けたらしい。
じゃあ私達はいいのか、と雪は思ったが、姉が殺す気(と書いてヤルキ)満々なため口答えは出来なかった。
わざわざ題名やら名前やら決めて、しかも第35回と適当な数字を書き、何だかんだで銀時も殺す気(と書いてヤルキ)である。
そして、何故か雪の背後には真選組数人と、沖田が立っており、銀時の掛け声とともに気合の入った声+ドンドンパフパフと楽器を鳴らし盛り上げていた。
「あー、という訳で実行委員長の近藤勲さんよりご挨拶を頂きまーす」
雪以外ノリノリで、雪はすでに始まって数分でついていけなかった。
銀時はマイクを実行委員長であるらしい近藤に渡した後少し下がり、近藤は銀時がいた場所に立つ。
「えー、真選組は街の平和を守るためにある!平和とはなんだァァ!!人々が安心して住めること!幸せに過ごせること!1人1人の小さな幸せが街全体の平和を作るのだ!!であればお雪ちゃん!」
「え゙、あ、はい…」
「姉上と君のパンツを守ることも!真選組の使命なのだよ!!」
「……はあ…」
「いやー、うちの局長は底の浅い言い訳させたら天下一品ですねィ」
「オォォイ!!」
実行委員長、というよりは妙にいい格好を見せたくて近藤は言葉を並べていた。
チラっと見た妙が何気なく笑みを向ければ近藤は顔を赤くさせ、妙、そして妙が大切にしている妹の雪の下着も守ると断言した。
雪はストーカーに断言されて正直困惑気味だった。
そんな雪を余所にポツリと呟かれた沖田の呟きに近藤は突っ込みと聞かれたくないのとで声を上げた。
雪は何故自分と姉のパンツを守る事が使命なのかを突っ込むことを諦め、隣をちゃっかりキープしている沖田を横目で見る。
「っていうか…近藤さんならまだ分かりますが…なんて真選組までいるんですか…」
「復讐でさァ――ね?土方さん?」
「え?」
沖田は近藤から雪へと視線を移し小さく微笑んだ痕、後ろへと振り返る。
そこには土方がおり、土方は座りながら刀を構え目を瞑っていた。
どこかいつもの彼とは違う空気に雪は土方の行動を固唾を呑んで見守る。
「土方さんに施しパンツを送るたァ、バカな事をする奴がいたもんだ」
そう言って沖田は懐から一枚のパンツを取り出した。
その瞬間土方の瞳がカッと開き見えない速さでパンツを粉々に粉砕していく。
「許さねェ…!」
よっぽどモテないと見られたのがショックだったのか、腹立たしかったのか(多分両方)、土方は絞り出すような声で零し、雪は正直目が本気だったのを見て若干引いていた。
銀時も本来なら施しを頂いた土方にププー!、と嘲笑うはずなのだが銀時もモテないと見なされパンツを施された男なためそこには触れないでおいた。
土方は静かに怒っており、いつも鋭い目が更に鋭くなっていた。
しかしちゃっかりと雪の隣に移ったのだから油断も隙もありゃしない。
雪が見えないところで沖田と土方がお互いの足を踏み合いしていた。
「さて、仕切り直しという事で…今回志村妙さんの全面強力のもと、おとり作戦をとることにしましたー」
「おとり?」
すぐそばの小競り合いなど気づいていない雪は銀時の『おとり作戦』という言葉に首を傾げた。
小首を傾げる妹に妙は『そうよ』と頷き、みんなの前に立つ。
そして妙は"ある物"を取り出した。
「勝負パンツを提供するわ!強さで言うとミッキーロークのネコパンチ!」
「ちょっ、待てよ!それ怖すぎ!一般男子はついてこれないから!引くから!!!」
妙が取り出した"ある物"とは……パンツだった。
それもスケスケで大人のお姉様が装着するようなアレなアレだった。
真選組達は妙の手にあるパンツにおお!と歓声が上がり、沖田・土方は無反応。
しかし意外や意外……近藤が妙のパンツを見ても顔色ひとつ変えなかった。
雪は姉が掲げるパンツを見て絶句していた。
銀時に言われ妙は『そうねぇ』と考え、袖を探る。
そして妙はまた"ある物"を取り出した。
「じゃあこれは?言うなれば、曙の倒れ込み並?」
「あ、ああああ姉上ーーーっ!!!」
次に出したのはやはりパンツだった。
それも可愛いクマさんのプリントが施されている無防備なパンツ。
これまた男だらけの職な真選組達の歓声が大きくなり、沖田・土方・近藤は無反応だった。
だが、これに反応したのは他でもない、雪だった。
突然大きな声を出した雪に周りは一斉に静まり返り、雪は顔を真っ赤にさせながら姉に歩み寄った。
「あら雪ちゃん…なあに女の子が大きな声出して…はしたないわよ」
「は、はしたないのは姉上でしょ!?っていうかそれ私の…!!」
「「「え!!?」」」
妙は迫る妹の怒りなどなんのそのでにこりと笑い注意する。
妙の教育から思わず雪は謝りかけたが、ハッと我に返り―――問題発言を放った。
妙が持っていた下着…それは全て雪のだった。
妙と神楽に伝えようとした時はすでに準備万端で、『どこの合戦にいくの!?』と雪はツッコんでしまうほどの武装をしていた。
2人を説得する役割を雪が必然的に任され、雪は必死に説得し何とか分かってくれることに成功する。
警察でも動いていたが、美女達の下着を施しとして配っていたお蔭で唯一目撃者である男達の協力を得られず四苦八苦していたようである。
「第35かーい、チキチキふんどし仮面を捕まえろーだーいさーくせーん」
「「イエーーイ!!」」
雪も知らなかったとは言え自分の下着も盗まれているため捕まえれるなら今すぐにでも捕まえたいという気持ちではいた。
しかし、だからと言って、何故自分の家で捜査協力しなくてはならないのかという不満もあった。
確かに男だらけの真選組に下着を無防備に見せてくれる女性はそういないだろう。
中には渋々協力してくれる人もいるだろう。
だが真選組も真選組もで男ばかりの集まりだからか捜査だからと言って女性に協力を頼むのも気が引けたらしい。
じゃあ私達はいいのか、と雪は思ったが、姉が殺す気(と書いてヤルキ)満々なため口答えは出来なかった。
わざわざ題名やら名前やら決めて、しかも第35回と適当な数字を書き、何だかんだで銀時も殺す気(と書いてヤルキ)である。
そして、何故か雪の背後には真選組数人と、沖田が立っており、銀時の掛け声とともに気合の入った声+ドンドンパフパフと楽器を鳴らし盛り上げていた。
「あー、という訳で実行委員長の近藤勲さんよりご挨拶を頂きまーす」
雪以外ノリノリで、雪はすでに始まって数分でついていけなかった。
銀時はマイクを実行委員長であるらしい近藤に渡した後少し下がり、近藤は銀時がいた場所に立つ。
「えー、真選組は街の平和を守るためにある!平和とはなんだァァ!!人々が安心して住めること!幸せに過ごせること!1人1人の小さな幸せが街全体の平和を作るのだ!!であればお雪ちゃん!」
「え゙、あ、はい…」
「姉上と君のパンツを守ることも!真選組の使命なのだよ!!」
「……はあ…」
「いやー、うちの局長は底の浅い言い訳させたら天下一品ですねィ」
「オォォイ!!」
実行委員長、というよりは妙にいい格好を見せたくて近藤は言葉を並べていた。
チラっと見た妙が何気なく笑みを向ければ近藤は顔を赤くさせ、妙、そして妙が大切にしている妹の雪の下着も守ると断言した。
雪はストーカーに断言されて正直困惑気味だった。
そんな雪を余所にポツリと呟かれた沖田の呟きに近藤は突っ込みと聞かれたくないのとで声を上げた。
雪は何故自分と姉のパンツを守る事が使命なのかを突っ込むことを諦め、隣をちゃっかりキープしている沖田を横目で見る。
「っていうか…近藤さんならまだ分かりますが…なんて真選組までいるんですか…」
「復讐でさァ――ね?土方さん?」
「え?」
沖田は近藤から雪へと視線を移し小さく微笑んだ痕、後ろへと振り返る。
そこには土方がおり、土方は座りながら刀を構え目を瞑っていた。
どこかいつもの彼とは違う空気に雪は土方の行動を固唾を呑んで見守る。
「土方さんに施しパンツを送るたァ、バカな事をする奴がいたもんだ」
そう言って沖田は懐から一枚のパンツを取り出した。
その瞬間土方の瞳がカッと開き見えない速さでパンツを粉々に粉砕していく。
「許さねェ…!」
よっぽどモテないと見られたのがショックだったのか、腹立たしかったのか(多分両方)、土方は絞り出すような声で零し、雪は正直目が本気だったのを見て若干引いていた。
銀時も本来なら施しを頂いた土方にププー!、と嘲笑うはずなのだが銀時もモテないと見なされパンツを施された男なためそこには触れないでおいた。
土方は静かに怒っており、いつも鋭い目が更に鋭くなっていた。
しかしちゃっかりと雪の隣に移ったのだから油断も隙もありゃしない。
雪が見えないところで沖田と土方がお互いの足を踏み合いしていた。
「さて、仕切り直しという事で…今回志村妙さんの全面強力のもと、おとり作戦をとることにしましたー」
「おとり?」
すぐそばの小競り合いなど気づいていない雪は銀時の『おとり作戦』という言葉に首を傾げた。
小首を傾げる妹に妙は『そうよ』と頷き、みんなの前に立つ。
そして妙は"ある物"を取り出した。
「勝負パンツを提供するわ!強さで言うとミッキーロークのネコパンチ!」
「ちょっ、待てよ!それ怖すぎ!一般男子はついてこれないから!引くから!!!」
妙が取り出した"ある物"とは……パンツだった。
それもスケスケで大人のお姉様が装着するようなアレなアレだった。
真選組達は妙の手にあるパンツにおお!と歓声が上がり、沖田・土方は無反応。
しかし意外や意外……近藤が妙のパンツを見ても顔色ひとつ変えなかった。
雪は姉が掲げるパンツを見て絶句していた。
銀時に言われ妙は『そうねぇ』と考え、袖を探る。
そして妙はまた"ある物"を取り出した。
「じゃあこれは?言うなれば、曙の倒れ込み並?」
「あ、ああああ姉上ーーーっ!!!」
次に出したのはやはりパンツだった。
それも可愛いクマさんのプリントが施されている無防備なパンツ。
これまた男だらけの職な真選組達の歓声が大きくなり、沖田・土方・近藤は無反応だった。
だが、これに反応したのは他でもない、雪だった。
突然大きな声を出した雪に周りは一斉に静まり返り、雪は顔を真っ赤にさせながら姉に歩み寄った。
「あら雪ちゃん…なあに女の子が大きな声出して…はしたないわよ」
「は、はしたないのは姉上でしょ!?っていうかそれ私の…!!」
「「「え!!?」」」
妙は迫る妹の怒りなどなんのそのでにこりと笑い注意する。
妙の教育から思わず雪は謝りかけたが、ハッと我に返り―――問題発言を放った。
妙が持っていた下着…それは全て雪のだった。
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