THE STONE WORLD


あ

+++





「ゼノがうるせぇくらい『ゴムがないゴムがない』って騒いでんのに」


「・・・あ、スタン?ごめんね。今日ダメになっちゃったの、だから・・・」
「はァ?まじ?」

自分で思っていたよりも強い声が出てしまった。






ゴッ

鈍い音がした。それがベッドから後ろ向きに落ちた彼女の頭が床にぶつかる音だと認識するまでに、しばらくの時間を要した。

今、俺・・・何した?

「ナマエ・・・?」

起き上がって仰向けに倒れている彼女を見た途端、呼吸を忘れてしまった。





「えぇそれ・・・使うつもりか?まあいいけど、でもナマエだってまずはシラフでイきてぇよな」

「そ、それ・・・なに・・・?」



変態千空ちゃん襲来

+++



「オイナマエ、ヤらせろ」
「・・・・・・えっ」



Yes,That's fucking awesome!!
That is ELEGANT!!!

What's up?

Lololololololol



MY BEAUTIFUL DOLL
MY AWESOME DOLL
AND MY DOLL IS…





+


「映画観ようぜ」
「みるみる!」
「この家ってマーベルとかねぇの?」
「ありませーん。なに普通に別の映画観ようとしてんの、続き観るの!」
「何回観させられたと思ってんよ。俺たぶん30分くらいしたら寝る。いや10分ともたねぇかも」
「スタン最悪!」


「ナマエ、明日のデートはどこへ行くか決めたかい?」
「フロリダの夢の国とか行きたい」
「いや、今日明日で行くとこじゃねぇよ」
「ゼノはあさってもお休みだもん、スタンは一人で帰ればいいよ」
「うわこいつ」
「前日だから良いところが取れるかどうかは微妙だが・・・近くのホテルを二人分で予約しておこうか」
「うわこいつら」




「有り得なくはねぇよ」

「あんたがやりゃいい。まあ、今はボスのお城建てんのとか畑耕すのに忙しいから、それが終わったあとにでも」
「そんな簡単に言わないでよね」

ニューヨークのファッションウィークはパリやロンドンともならぶ四大コレクションの一つ。とても大きなイベントだ。思いつきでどうにかできるようなものではない。そもそも私一人では力不足だ。

文明と共に・・・世界中の素敵な作品たちも滅びてしまったのだろうな。その事実を思い出す度に胸が痛む。もちろん私が手に塩かけて作った洋服たちも全部なくなってしまった。



あ
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