Solicitation:4th game 3
良い事なのか悪い事なのか判断がつきづらいが、奇しくも両チームが次のヒントをを手に入れたのはほぼ同時であった。
「次のヒントは?」
「カードの裏に書いてあったぜよ。」
「こちらも積み木の裏に書いてありましたよ。」
「ROOMは?」
「お分かりでしょう?」
「「書斎。」」
シンクロしたお互いの声に、仁王と柳生は双方溜息を吐いた。
「どうやら場所はずっと共通じゃな。」
「ええ。まあ、予想はついていました。仕方がありませんよ。」
Aチームのヒントは、最初に貰った紙にYRAR。
そして見つけた方のヒントに、BIL。
繋げると、YRARBILとなる。これだけだと訳が分からないが、逆方向から読むとLIBRARY。つまり書斎だ。
同様にBチームは、最初の紙にLBAY。
次の紙にIRR。
これを千鳥。つまり互い違いになるよう交互に読むと、やはりLIBRARYという単語が出て来る。
「やったー!次も一緒だー!」
「敵と一緒なの、喜ぶとこ?」
「もー、千百合っちってばー!あんまり敵だ敵だ言ってないで、仲良くしましょーぜー!」
「ふふ。楽しいですよね、皆一緒だと。」
「だよねだよねー!」
「しかし書斎とは・・・先程の寝室から、更にも増して広そうだな。」
「実際、広い確率は100%だ。さっきの部屋もなかなかの規模だったが、あくまで寝室。書斎とは比べ物にならないだろう。」
「マジかよ、大丈夫か・・・」
「ふふふ。でも広い分、ヒントはきっと簡単だよ。難しすぎてもゲームにならないからね。」
「そうは言っても、名探偵比呂士君と助手の蓮二君が居ねえとなかなか辛いだろい。」
なんて会話をしつつ、一行は足を動かしだす。
目指すは書斎だ。
4/8
[*prev] [next#]
[page select]
[しおり一覧]
1年1学期編Topへ
1年夏休み編Topへ
-