Solicitation:4th game 3
そんなこんなで一同が辿りついた書斎は、本当に広かった。
床を除く全ての方向に本。
本、本、本の海。
サバゲー会場としては異様な綺麗さだが、この部屋もオプション部屋なので普段施錠されているのだ。つまり別途料金が要るのだが、それは棗しか知らない。
「素敵です・・・!」
「ええ、これは壮観ですね。」
目を輝かせる紫希と柳生。
読書好きには天国だろう。
「ほえー・・・・」
「五十嵐は又アホみたいな顔しとるの。」
「アホ!?アホとはなんですかアホとはー!」
「そう思われとうないんなら口を閉じんしゃい。」
「なんか埃っぽくない?」
「蔵書というのは多くが紙か布で出来ているからな。空気が悪くなってしまうのは仕方がない。」
「換気せねばな。窓を開けて来よう。」
「この中から次のヒントを探すって、結構大変そうだろい。」
「そうだね。これだけ広いと手あたり次第しらみつぶしに、とはいかないし。」
それこそさっきのAチームのヒントの様にカード状になっていた場合、本に挟まれて居たりしたらもうお手上げである。
「結局、ちゃんと暗号を解くより他はないっちゅう事ぜよ。」
「そうですね。その点は諦めましょう。ショートカットは無しです。」
捜索開始。
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