Camp school:Cowardly spirit 2


「どういう事だ!」

『言葉通りだ。俺達は出来ない。』

「はあ・・・?」
「せ、先生!新海先生・・・!」

紫希は慌てて自分の携帯を取り出し、登録してある担任の番号に発信した。

が。

『・・・・おかけになった電話番号は、現在使われておりません。番号をお確かめの上・・・』

「そんな・・・」
「馬鹿な!おい桑原、柳に繋げ!俺の携帯から先生にかける!」
「お、おう!」

真田は連絡係として、登録するだけでなくちゃんと繋がるかどうか一度試している。
だから番号間違いなど起こる筈がないのだが。

『おかけになった電話番号は、現在使われておりません。番号をお確かめーー』

「なんだと・・・!」
「おいおい・・・」

『そちらも出来ないか。春日が居るから、もしやとも思ったのだが。』

「け、警察は・・・」

『おそらく駄目だな。俺達は切れてしまう。』

「どうして・・・ああでも、もうどうしてとかそういう問題じゃ・・・」

そう、ここまでくると最早原因は何かとか探ってる場合じゃない。

紀伊梨が危ない。



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