Well done 3
「ご静聴有難うございました。」
「やーぎゅすごいよー!すごかったよー!ところでごせいちょーって「後で説明いたします。春日さんも有難うございました。」
「いえ。それよりもすみません、至らないクリスティーヌで・・・」
「とんでもありません、素敵なクリスティーヌでしたよ。こちらこそすみませんでした、苦手だと仰っていたのに巻き込んでしまって。」
「お話中のところ悪いけど柳生君w君のチロルだよw」
「ああ、これはどうも。」
「・・・・・」
「?何ですか?」
「いや、確かに言われてみれば声変り済んでるみたいな声してんなーとw」
初めて会話した時からずーっとこの声だったからちゃんと意識した事なかったが、よくよく聞くと成程。穏やかなトーンながら何気に声域が低い。
「ああ、声変わりの話でしたか。そうですね、私は中学に上がる直前に声変りが済んでしまったもので。」
「早いもんじゃの。」
「皆さんはまだですか?」
「幸村はもう声変りしてるらしいぜ?」
「え。」
あ、しまった。
と、言ってから柳生は思った。この話の流れでえ。って。何考えてるかその一言だけでわかるようなもの。
「さて、どういう意味かな?」
「す、すみません幸村君、不躾な事を・・・」
「あははっ!冗談だよ。良いんだ、気にしてないさ。自分でもそんな気は昔からしてたしね。」
「やっぱ、幸村君って声高めだよな?」
「そうですね。なんというかこう・・・繊細なお声です、昔から。」
「ゆっきーの声ってやさしーよねー!声変りしてなくても、真田っちの声のほーが男の子っぽいしー。」
「む。確かに俺は、今の時点でもそれなりに低くはあるな。」
「え。お前じゃあ、これ以上ドスのきいた声にこれからなるわけ?やばくない?」
「どういう意味だ!」
「それはそれとして幸村w次そろそろどうですw」
「ああ、良いよ。」
原キーで歌える曲、のお題に従いデンモクを入れだす幸村を見ながら、千百合はその昔、幸村が声変りし始めたころの事を思い出していた。
5/12
[*prev] [next#]
[page select]
[しおり一覧]
1年1学期編Topへ
1年夏休み編Topへ
-