100話記念企画 No.069


「お茶会?」

「そうっ!お茶会っ!」
「ここに道具だけは揃ってんねん。」

次の日の昼休み、2人はべらぼうに詳しい者ーーー跡部の元を訪れていた。

「でもやり方いうか、ちゃんとした使い方がようわからへんで。」
「それ以前に、そもそもそんなに気を張るほどちゃんと使う気があったんだな?意外だぜ。」
「あ、それは私の我儘で・・・えへへっ!お茶会って、可愛い響きだよねっ!」
「ふむ・・・」

お茶会。
お茶会。
ちゃんとお茶会。

「・・・先ず、一番足りないものを揃える所からだな。話はそれからだ。」
「足りないものっ?」
「ここにある此れやったらあかんのんやろか。」
「アーン?それはあくまで食器だろ。俺様が言ってるのは、それ以前に足りていない物の話だ。」
「「?」」


「人間だ。アフタヌーン・ティーをするのなら、呼んだら来てくれるゲストを集めるんだな。」


ホストとゲストをちゃんと揃える。
お茶会はそこからだ。




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