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*お題【悪戯】〜【説教】は10万打お題小説【告白】を元にしてます。
告白された。
相手は隣のクラスの男の子で、話したことはたぶんない。
私は残念なことに一目惚れされるような容姿はしていないし、評判も良くない。
なのになぜ、という疑問は私にはなかった。
だって。
「どうだったどうだった? 秋ヶ瀬のやつ、なんて?」
「返事は待って欲しいってよ。ったく、さっさと答えろっつーの」
「まったくな、早くアイス食べてー」
「それな」
「っておい、なんで俺が振られる前提だよっ」
告白された後、呼びたされた告白スポットから帰るふりをして近くの教室までダッシュ。こっそりと聞き耳を立ててみれば、案の定これである。まったく、寒くなってきてる中屋外の呼び出しに応じてあげたのにこれである。嫌われものも大変である。
好きですと口にしてたときの薄ら笑いの感じから十中八九イタズラだとは思ったが、万が一のために確認してみたのだ。
しかしこれ、わかってても辛いなおい。
どうしたもんかなー、断るのは決定してるけど、これふつうに断って逆ギレされたりするもんだろうか。それとも「あー振るのね、おっけおっけ、ただ賭けに使っただけだからもう帰っていいよ」ってなってくれるんだろうか。いやこれはこれでムカつくなあ。
「どうするかなー」
最近私に恋愛は早いって確信したあとだというのに……と思ってから、ふとひとりの友達の顔が頭に浮かんだ。
そうだ、こういうことは恋愛のプロフェッショナルに相談すればいいんだ。
一色くん。
この前の一件で、彼がこういう恋愛ごとの経験が豊富だということはわかっているのだ。
そうと決まれば、と教室から出て、帰路に着く。外に出たとたん冷たい風が吹いて、思わず身を竦めた。
「もうすぐ冬かあ」
あと二週間ほどで、二学期が終わる。二年生への進級が近い。ペアの新堂君とは同じクラスだと思うけど、あの制度も試験的な導入だって言ってたし、最悪誰も知り合いがいないかもしれない。
「嫌だな」
さみしくなるな。寒風が吹いて、私はくしゅんとくしゃみをした。
告白された。
相手は隣のクラスの男の子で、話したことはたぶんない。
私は残念なことに一目惚れされるような容姿はしていないし、評判も良くない。
なのになぜ、という疑問は私にはなかった。
だって。
「どうだったどうだった? 秋ヶ瀬のやつ、なんて?」
「返事は待って欲しいってよ。ったく、さっさと答えろっつーの」
「まったくな、早くアイス食べてー」
「それな」
「っておい、なんで俺が振られる前提だよっ」
告白された後、呼びたされた告白スポットから帰るふりをして近くの教室までダッシュ。こっそりと聞き耳を立ててみれば、案の定これである。まったく、寒くなってきてる中屋外の呼び出しに応じてあげたのにこれである。嫌われものも大変である。
好きですと口にしてたときの薄ら笑いの感じから十中八九イタズラだとは思ったが、万が一のために確認してみたのだ。
しかしこれ、わかってても辛いなおい。
どうしたもんかなー、断るのは決定してるけど、これふつうに断って逆ギレされたりするもんだろうか。それとも「あー振るのね、おっけおっけ、ただ賭けに使っただけだからもう帰っていいよ」ってなってくれるんだろうか。いやこれはこれでムカつくなあ。
「どうするかなー」
最近私に恋愛は早いって確信したあとだというのに……と思ってから、ふとひとりの友達の顔が頭に浮かんだ。
そうだ、こういうことは恋愛のプロフェッショナルに相談すればいいんだ。
一色くん。
この前の一件で、彼がこういう恋愛ごとの経験が豊富だということはわかっているのだ。
そうと決まれば、と教室から出て、帰路に着く。外に出たとたん冷たい風が吹いて、思わず身を竦めた。
「もうすぐ冬かあ」
あと二週間ほどで、二学期が終わる。二年生への進級が近い。ペアの新堂君とは同じクラスだと思うけど、あの制度も試験的な導入だって言ってたし、最悪誰も知り合いがいないかもしれない。
「嫌だな」
さみしくなるな。寒風が吹いて、私はくしゅんとくしゃみをした。
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