部屋に入るまで一寸のたるみもなく整えられていたベッドのシーツが、今はもうぐちゃぐちゃに乱されて皺だらけになっている。ベッドメイキングの人に見られるのが恥ずかしい位に、生々しい染みが至る所に広がっていた。
染みの色は、様々だ。処女を奪われた時にこぼれおちた赤色に、透明な色、白い色、絵の具のように透明と白が混ざり合って濁った色がシーツに溶けている。
「ひあぁう♡しゃま、と♡きあっ♡あっ、あんっ♡はうう♡♡」
「あ?なんだ、聞こえねえぞ。もっとちゃんと呼べよ」
向かい合いながら腰を振っていると、ぐちゅぐちゅと湿った音が結合部から聞こえて私の耳を犯す。もう受け止めきれないほど胎内に注がれて、太ももにはべたべたと絡まり合った愛の証が張り付いている。
「んうう♡さまっ、とき♡ひああっ♡さまときさん、っはうう♡」
「ちげえだろ、左馬刻『様』だ。何度も言わせんな。お前の旦那様なんだからちゃんと覚えとけ」
お仕置きのように下からどちゅんと突き上げられると、下半身にしびれるような快楽を与えられ、私のつま先が引きつって上を向く。そのまま私は達した。
「〜〜〜〜っっ♡♡」
「あれれ、気持ち良すぎて言っちゃいまちたか〜」
からかうように耳許で囁かれ、耳たぶを噛まれると、私は下唇を噛んで首を横に振った。波が引くまでぎゅうと彼の体を抱き締めていると、それを許さないと言わんばかりにまた突き上げられる。
「……っ!?んああっ――ッ、ひぐうっ♡あぁあっ♡っ……♡はひっ♡めっ、らめぇ♡」
「何一人でヨガってんだよ。まだ俺様の名前をちゃんと呼んでねえぞ」
腰骨を掴まれてぐいと上に持ち上げられると、彼は腰を浮かせて下から突き上げてきた。
ごりゅっ、ぐりゅっ、ぐりぐりぐりっ――。
「アッ、ごっ、ごめんなさ――っ、はひ゛♡ああッ♡っ…あぁ…♡さっ♡さまとき、……っぁ♡さまぁ♡」
「よしよし、よくできましたねえ〜♡じゃあ、ご褒美にもう1回イかせてやるよ」
押し倒されて正常位になると、指で秘部の割れ目をこじ開けられ、殆ど使われたことのない陰核を指の腹で押されながら、ばちゅんと奥まで穿たれる。
「はあーーっ♡そこはぁっ、きもひいぃ♡ナカまで♡あ゛♡ひぐっ♡きちゃって、るうう゛♡くるしっ♡も……っあぁ゛♡」
「おいおい、クリ弄られて、俺様にやられすぎて、とうとう頭のネジ飛んじゃったか?」
「ちがっ♡ちがひ、まっ♡♡……ッ♡はひっ♡ぁあ゛っ♡」
「全然説得力ねえ否定の仕方だな」
脚を大きくM字に大きく開かされると、膝の辺りに体重を掛けられながら子宮の入り口を執拗にノックされる。とめどなく押し寄せる快楽の波で意識が飛びかける中で、既に彼の子種で一杯になっているはずの子宮は、それでも確実に受胎しようと必死になって彼のソレを締め付けた。
「……はっ、処女まんこのくせにいっちょ前に俺のこと締め付けやがって♡いや、処女だからか?」
何度出しても萎むことのない絶倫の怒張が、どんっ、と一際強く最奥をノックすると、びゅるるっと勢いよく白濁液を放出して子宮を満たしていく。
「あっ、んうう〜〜〜〜〜はあっっ♡ほんとに、にんしん、しちゃうよぉ♡」
「当たり前だろ。子作りしてんだから」
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一旦ソレを抜いた左馬刻さんは、M字に開かれたまま晒された私の秘部を見て下唇をなめた。
「挿れるまえまで綺麗だったのになあ、お前のココ。今はどろどろに汚されて、良い眺めになってんぜ。おまけに俺様にイかされてまだヒクついてやがる」
「っそんなぁ♡」
「ばーか、嬉しそうにしてんじゃねえよ」
「らっ、てぇ、っ……♡」
「あーあ、奥から溢れてきやがった。これ以上飲めませんって抵抗してんのか」
最初はキツくて受け入れられなかったはずのそこに、左馬刻さんの指が三本入ってきて、ぐいっと子種を押し戻される。
「可愛いいココも、これからはもっと可愛がって大きくしてやんねえとなあ♡」
ひっそりと秘部の中に佇む陰核をつねって引っ張られると、ぞくぞくぞくっと体がしびれた。
「ぁああ♡そこっ、あ゛、ひぐ♡……ひも、ひいい、あっ――っ♡♡」
じわあ、と愛液でもなんでもない液体が尿道から溢れて、左馬刻さんの手を濡らした。
「とうとう嬉ションまでしちまったか。……可愛いやつ♡」
恥ずかしくて首を振ると、執拗に陰核を押されて弄られた。
「いっ、ぃい゛♡ア…っ…だめえ゛、そこはあ♡♡かんじちゃ、アッ、あうう゛♡」
「何が駄目なんだよ、こんなにクリいじられて、ひくついて。やらしいまんこだなあ、おい」
体にこもった熱を吐き出すと、左馬刻さんは陰核から指を離して、ぺろりとなめた。
「ま、とりあえずこんだけ中に出せばもう確実だろ。クリ弄るのはまた今度じっくりやってやるよ。せっかくだから今度は『お掃除』でもしてもらうか」
腕を引っ張られて、ベッドの外へと体を下ろされると、彼は縁に腰をかけて脚を開いた。
「お掃除フェラってやつだ。子ども出来たらお前とヤれなくなるだろ。ちゃんとやり方覚えとけ」
脚の間に体を入れるように指先で指示されると、私は彼の脚の間で膝立ちになった。
「これを咥えて上下に顔を動かせ。歯は立てんなよ」
ソレに唇を近づけると、ツンとした匂いが鼻をつく。精液なのか、私の愛液なのか、よく分からないけど塩素みたいな匂いで、私はむせそうになる。唾液を垂らして、亀頭を濡らすと、口内へとそれを押し込んで目を閉じる。
「んんうっ、うう゛、ふあっ♡」
「あー、気持ち良いわ。お前ほんとに処女か?」
首を縦に振ると、愛おしさを彼の怒張にぶつける。教えられた訳でもないのに、なんとなくそっと根元に手を添えてしごきながら、頭も上下に動かして、喉の奥を突く苦しさを堪えた。
「んぐっ、ううう……あ゛♡」
「その調子で頑張れよ」
左馬刻さんはどこまでも余裕だった。私ばかりとことん蕩けさせられて、今でも太ももにどろどろとした液体が伝って落ちていく。
じゅるっじゅるっと、唾液が絡んで、しゃぶる音が響く。口をすぼめて一生懸命愛撫すると、彼のソレは再び硬さを取り戻して口の中で膨らんでいった。
「まだ足んねえな、ちょっと押すぞ」
ぐいと後頭部を押しつけられ、頬の裏をぐりぐりと前後に擦られる。唾液が絡み、嗚咽を堪えて飲み込んだ。
「っは、一生懸命しゃぶるの見てんのも悪くねえ。ついでに自分で秘部いじっとけよ」
上目遣いで彼を見上げると、口許を意地悪くつり上げて私を見下ろしていた。
「出来ねえのか?」
私は片手で彼の怒張をしごきながら、もう片方の手で自分の秘部へ手を伸ばす。まだ秘部は熱く濡れていて、蜜を指に絡めると、さっきまで左馬刻さんが入っていたそこに指を挿入する。
じゅぶっ、じゅぶっ、ぐちゅっ♡
左馬刻さんの指で愛撫されて一際気持ち良かったとこを探って擦ってみたけれど、いまいち感じられなかった。第一関節を折り曲げて探ると、やっとそれらしきところに指が触れて、びりびりと体が打ち震えた。
「んううッ゛、ひぐっ♡ふ……はひ♡」
「俺様の言いなりになってる嫁さんも可愛いもんだな。お前にしといて良かったわ」
「はひっ?」
咥えたまま彼の方を見る。言っていることが理解出来なかった。さっきも同じような台詞を聞いたような気がする。
「結婚したんだから、隠し事はなしだ。本当のことを教えてやるよ。でもその前にお掃除フェラをちゃんと終わらせろ」
また後頭部を押しつけられ、先走りの苦い液体を舌の上に乗せられると、私はちゅうっと吸い上げて、また音を立てて吸い上げる。子種がつまった袋をなぞり、根元をしごきながら亀頭に舌を這わせて子種をねだると、彼は私の口の中からソレを抜いて、私の顔にかけてきた。
「っはあ……♡」
べたべたしたものが顔を汚し、私はそれをすくって口に含む。左馬刻さんは私の腕を上に引っ張ると、対面座位の形になって私の体を膝の上にのせた。そのまま唇を奪われ、体液がついた唇ごと吸い上げられると、歯の裏を舌でなぞられ、唾液を送り込まれる。
「んう゛♡アッ、ひあ゛っ、ふあぁ♡」
また酸素が薄くなり、苦しくなる。唇が離れて、互いが荒く呼吸を繰り返すと、頬を撫でられた。
「お前はな、親に売られたんだよ」
「……え……?」
唐突な告白に、絶句する。お父さんとお母さんが、私を?どうして……?
「俺様のところには、ありとあらゆるところから『助けて下さい』ってお願いが来て、履歴書だか嘆願書だか、そういう類いのものがうんざりするほど送られてくる。うちは金は腐るほどでもあるし、一種の『社会貢献』みたいなもんだな。どこを助けるかは俺の気分次第。ま、だいたいは軽く目を通したら捨てちまうが、その中にお前の両親からの嘆願書も入ってたぜ」
そんなことになってたなんて、知らなかった。確かに経営がうまくいっていなかったことはうすうす気付いていたけれど、まさか嘆願書まで作って送っていたとは。
「で、そこには、娘を差し出すからに旅館を救って下さいって、あけすけなことがしっかり書かれてた。実際そんな奴らはごまんといるから、ゴミ箱にでも捨ててやろうと思ったんだが……お前の写真を見たら、なんとなく気になった。顔も悪くないし、男も知らないウブそうな雰囲気があるのに、化けの皮はがしたら淫乱になりそうな感じだったな」
ドキリとして、俯く。左馬刻さんは口端をつり上げて、指先を私の背中を下から上に静かになぞった。それだけで興奮して秘部がひくつく。
「結果は俺様の読み通りだった。テメェはとんだ淫乱だった。でも、俺はこう見えて一途なんだぜ。親父はよほど変な女でもない限り、跡継ぎさえ産めば自由にさせてくれるし、好きでもない女と結婚させられるのはまっぴらごめんだ。だったらテメェを俺様のものにして子どもを孕ませて逃げさせないようにした方が百倍マシなんだよ」
向かい合って座った私の秘部は、彼のソレの上に、無防備に晒されたままだ。不意に彼の指が脚の間に伸びてきて、割れ目を探り当てられると、指の腹で陰核とその下にある私の胎内へと続く入り口を擦ってくる。
「ずっと甘やかしてやっから安心して囲われとけ。嫌がって逃れようとしたって、無駄だ。いつまでも離してやんねぇから覚悟しとくんだな。ああ、あとお前の両親の旅館はちゃんと救ってやるから安心しろよ。売られた今になってはどうでも良いかもしんねえがな」
そう言って、彼のソレが私の割れ目に擦りつけられる。あれだけ子種を注ぎ込まれたのに、まだ欲しいとひくついて、膣の中は彼を受け入れる準備をしている。彼が入って来たのは、その直後。
「あぁあ゛♡♡いい……っ、いいのぉっ♡さまとき、さまっ♡おっきなちんぽで、なかぐりぐりかきまわしてぇ――っ♡♡」
もう、親に売られたとか、どうでも良くなっていた。
――目の前の彼が、私を愛してくれるなら、それで幸せなんだから。
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