Memo
マイク
「ちょっと揉んで欲しいの」
屈んだ彼女が手を取って
落ちてきた髪を耳にかけながら言う
無防備な胸元から
なるべく目をそらすようにして
君の頼みならいくらでも
平静を装って答えた
手に触れる柔らかい感触
今俺は
冷たい鶏の胸肉を揉んでいる
どうやら今夜は唐揚げらしい相澤
帰りがけに寄ったコーヒーショップ
目を引いたラテアートシートを買って
少し良い豆で彼にカフェラテを淹れた
「どうやったんだ、コレ」
「シート浮かべたの、可愛いでしょ」
いつもならば熱いうちに口を付けるが
眺めるばかりで飲んでくれない
マグの中には可愛いネコのシルエット心操
寮の部屋から先生の声がして
ノックした手を慌てて引っ込め
ごめんなさいと踵を返す
「ごめん!今の俺だから」
機械を片手に彼がドアを開き
彼がしていた特訓を知る
私の声も出せるのかと聞くと
高い声を出してみせる
そんな可愛い声かなと笑うと
可愛い声だと思うけどと笑う君Category : 他キャラプラスログ
Tag :
爆豪
深夜に一人寮のキッチンで
小腹を満たす為に茹でるうどん
汁の味がイマイチで首を捻っていたら
背後からぶち込まれる鳥の手羽肉
「出汁出るもんが入ってねぇ」
どけやと言って作ってくれる彼に
お礼はそのうどんで、と言うと
俺が作っとるヤツだろがと鼻で笑われたCategory : 他キャラプラスログ
Tag :
相澤&マイク
旅行に行ったお土産として
雑多に配られたお菓子
その人のイメージで配ったのだろう
金髪の賑やかな彼に甘味
黒いボサ髪の彼には煎餅
お礼を言って暫くしてから
目配せをして菓子を交換する二人を
後ろから眺め立ち止まる
お茶を出すタイミングは
きっと今じゃないホークス
今朝がた降り出した雪は
霙(みぞれ)となって体を濡らす
人命救助には仕方無しと
濡れるがままにまかせていたら
肩にふわりとかけられる上着
「傘くらいさしましょ、見てて寒い」
雨に変わったその雪は
傘となった彼の翼を打っては落ちたCategory : 他キャラプラスログ
Tag :
相澤
公園で一人しゃがんだ彼を見て
落とし物かと覗き込む
毛を逆立てた茶トラの猫が
彼の手をはたいて逃げ出した
「茶トラは人懐こいはずなんだが」
千切った猫じゃらしも虚しく
風にたなびき揺れるだけ
じゃらしを取り上げ彼の手に
そっとちゅーるを握らせたマイク
友達からのメッセージが途切れず
彼の隣で携帯をいじる
飲み物を差し出され
おやつが口につっこまれ
静かになったと思ったら
携帯に彼からのメッセージ
【そろそろ構ってよHoney】
机の上で項垂れる彼に
ごめんねと謝って
私は携帯の電源を落とした
続きを読む>>相澤
自由気ままな性格が仇を成し
告白してきた男に
「思ってたのと違った」と
フラれることはや三度
「替え玉頼んだだけでフラれるとか笑えない」
「男を見る目がないだけだ」
隣で麺をすする彼が
替え玉奢ってくれるくらいのヤツを見つけろと
私の掌に温かい500円玉を乗せて笑う
続きを読む>>マイク
恋愛相談を読む度にチラつき
似た後ろ姿を目で追う
声が聞こえれば姿を探し
忙しいのに休まらない心
こんなに支障を来すなら
無かった事にしてしまおう
「仕事がコイビトってヤツだな!」
「うるせえぞ」
自らに言い聞かせるように
叩いた同期の肩は
こんなにもあの子と違う
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