君が馬鹿で良かった。(蛇足)
■ルビア
被験者イオンの妹。やかましい。ダアトで元気にシンクに纏わりつく日々を送っている。
村と山という共同体社会で育ってきたので、士官学校で孤立は実は結構メンタルに来ていた。
全員が手を取り合わねば生きていけない環境で育ってきた彼女にとって、村八分にされるということはお前はここで生きる資格はないと言われているも同義なので。
士官学校で居場所がなく、かといって作中シンクが察していたように動機の言語化が苦手なために意思疎通も下手くそで話題が合わずで友達も出来ず、寂しさからシンクのところに熱心に通っていた。
それでも士官学校から逃げ出さなかったのは、ここを卒業しなければシンクと一緒に働けないと思っていたから。だから頑張っていた。
そうして辛い中シンク(家族)と居たいから頑張っていたのに、『兄と呼ぶな』ではなく『妹なんて要らない』と言われたことで限界を迎えて癇癪を起こしました。
まだ十三歳だからね。自分が最優先です。一人ぼっちにしないでってシンクにしがみ付いている。
それでも頭は回るので仮面を外せばシンクは追いかけてきてくれると思っていたし、屋根から飛び降りたのは煮え切らないシンクに手を取って欲しかったから。一種の試し行動だった。
相手の意見を尊重することは出来るけど、言葉に隠れた感情を察するのはドベタくそ。
だからシンクの「ボクの妹だって言うならイオンを庇うなよ!」というデレ?も伝わってない。本気で何言ってんだコイツ?と思ってる。鈍感系主人公かな?
ツンデレと鈍感系。だいぶ相性が悪いですね。見ていて楽しいからもっとやれ。
多分同年代の友達を作るのは無理。色々と素質があるのと努力を厭わない、素直に話しを聞くので年上からは可愛がられるタイプ。
年上の師団員達に可愛がられながらちょっとずつ常識を知って、人付き合いを知っていけばワンチャン。でもシンク(家族)が一番なのはこれからも不動。
シンクのことは賢いけど馬鹿だなぁと思っている。
■シンク
本作主人公。やかましい妹に振り回されてる我らが参謀総長様。
案の定孤立しているなぁと思っていたところでラルゴに懐き、ディストに勧誘される姿を見て無自覚に苛立っていたところ、兄弟関係に口を挟まれたことでぷっちんした。
ぷっちんしたのにぷっちんし返されて追いかけまわす羽目になり、その上イオンと遭遇して頭抱える羽目になった。かわいそう。
無意識だけど忠犬宜しくまとわりついて好意を隠さない妹にちょっと絆されていた。
本人は認めてない。多分これからも認めない。でも離れていくのはなんかイヤ。イオンに取られるのはもっとイヤ。けどその自覚はない。めんどくせぇな。だがそこがいい。
ただ殺す時は火葬をして父親と同じところに送ってやろうと思っている。それを絆されてるっていうんですよ師団長。
そんな自分と強制的に向き合わされた挙句、からっぽだった筈の自分の中にずかずか入り込んで居座っている妹の存在に気付かされて感情ぐちゃぐちゃ。
最終的に妹と認めました。でもまだ頭の中ぐるぐるしてる。ぐちゃぐちゃのまま。まあ振り回されていく内に落ち着くんじゃないんですかね。
なお馬鹿しか言えないルビアを罵倒の語彙力が五歳児と言っていましたが、シンクも皮肉や嫌味は言えても悪口の語彙は少な目です。馬鹿しか言ってないのはお前も一緒やで。
ヴァンの対応とかイオンのこととか問題は山積み。これからも頭抱える羽目になるよ。
きゃんきゃん吠えながら仕事する。がんばれシンク。応援してる。
ルビアのことは地頭は良いのに馬鹿だなぁと思っている。
■イオン
突如現れた神託の盾兵にレプリカだとばれていることを知らされ、かと思えばシンクと喧嘩を始め、訳の分からないまま自分も兄と呼ばれて喧嘩に巻き込まれ、説明もないままに去っていた二人に呆然としていた可哀想な人。
善意しかないのに余りにも報われていない。大変だね。
シンク達が去った後に色々考えこみますが、イオンの立場では確認することも出来ないためずっとモヤモヤを抱える羽目に。大変だね。
あれだけ騒いでいたことにアニスが出てこなかったことに後々気付くけれども、やっぱり確認できないのでドキドキしながら過ごす羽目に。大変だね。
ちなみにアニスはモースのところに報告に行っていたのであの喧嘩は存在すら知りません。アニスもそれをイオンに言わないのでやっぱりイオンはずっとドキドキしている。大変だね。
なおイオンもルビアのことをレプリカだと思っているので男の子だと思ってます。
生き残ったレプリカが居たとしても被験者の関係者という言葉は嘘ではないので。
後から女の子と知ってびっくりする。胸がないのと先入観のせいだから仕方ない。
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