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外した。
銃弾はジンの肩を貫いた。心臓を狙ったがシャッターへと体を動かしていたためずれてしまったらしい。そうしている間にもFBIとCIAによりD-AX側は全て取り押さえたようだ。灯りを消してその混乱に乗じてどちらかの組織の連中を確保するという作戦。そして残った組織はこの出口のない箱の中でじっくりと味わおうということなのだろう。
「巻き込まれたか。」
ジン達から見えないところに、身を隠している物の閉鎖された空間の中では見つかるのは時間の問題。こうしている間にも小太りの男が灯りを探し出し彼らの周りだけ視界を照らしていた。
「出てきたらどうだ、手負いの梟。」
「・・・ばれてましたか。」
身をかがめていた二階から立ち上がりジンを見下ろすと彼は笑って「降りてこい。」と言っている。カツンカツンと音を立てながら階段を降り、ジンに対峙する。鋭い目が私を射抜いているが決して屈することのないよう自分に言い聞かせる。
「灯りを壊したのはお前か?」
「違いますよ。」
「じゃぁ、これはお前か?」
自分の肩を指差し笑う。
「少し、ハンティングにハマっていまして。」
「ずいぶん口が達者じゃねーか。」
「あなたこそ、どうするの?ここは閉鎖された空間、出口なんかない。」
彼らがここに来るのは時間の問題、そうすれば開けた空間から二人を捕まえようと何十人もの人が押し寄せるだろう、そうなればいくら黒の組織の幹部でも逃げることなんてできない。
「俺が何もしないで、ここに来ると思ってんのか?」
「え?」
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