７

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私の推理は？
ということはコナン君の推理には一つ穴があったってこと。はははっ、ざまぁ。




「樫塚の家から持ち出した拳銃は二丁、一つは私が知り合いのガンマニアから護身用にって譲ってもらったものなの。」




「え？」




「それって。」




突如コナン君の体が宙に浮いて後ろには拳銃を構えた手川の姿がある。夜で視界が悪かったためか、手川本人が私たちに近づいているなんて気がつかなかった。




というか、コナン君。犯人の家に直接出向いているならもう少し、用心したっていいんじゃないかな？




「早く車に乗りな、恋人のところまで案内してやるからさ。」




「あ・・・。」




「グズグズするんじゃないよ。」




女の言葉と同時に拳銃から弾が発射される。
拳銃から発射された弾は車のドアガラスを撃ち抜いている。犯人をこれ以上刺激するのは危険だ。




「浦川さん、おとなしく車に乗りましょう。」




「で、でも。」




「興奮している犯人をこれ以上刺激しないために。」




車はスピードを上げて大石街道を進んでいく、運転しているのは浦川さん、助手席にはコナン君を人質に取った手川、そして後部座席に私。




安易に私を後部座席に座らせたことを後悔させてやりましょう。




「安室さん、聞いていましたか？」




「えぇ、ありがとうございます。今からその車を止めに行きます。」




「・・・事故の無いように、お願いします。安全に。」




「はい、お任せください。」




お任せできないような冷や汗がでる中、安室透が運伝する車が浦川さんの運転する車の前に飛び出してきた。



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