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「・・・なぜ、彼女がここに?」




「テメェがさっさと殺さねーからだろうが。」




「やめて、彼女は関係ないじゃない!」




キールと呼ばれている女性だろう、彼女の声がこだまするも虚しくただ反響するだけ。誰の元にも届かない声を尻目に、ジンは安室さんの拘束を解き彼を私の前に連れてきた。




一方私は何もできないためにただその場に縛られた両手と共に地面に這いずっているだけしかできなかった。




「これをやる。」




ジンがバーボンに渡したのは拳銃で玉は詰めてあると一言いい後ろに下がっていった。




「それで、フクロウを殺せ。」




「なっ!」




「お前ができなかった後始末の手伝いをしてやっているんだ早くしろ。それともここでNOCとして死ぬか?」




ジンは割と回りくどい言い方をすると思う。要するに彼が何を言いたいかというと。今後NOCとして疑われたくなかったらそこに寝っ転がっているフクロウを、私を殺せというもの、できなければ裏切り者決定、彼もこの場で殺されてしまう。




「安室さん・・・。」




「・・・。」




「早くしろ。」




安室さんの手が震えている、それもそうだろう。何も知らない関係のない人を殺害するのとは違う。組織の一員として、深く関わってしまった知人を殺すのだからその手にかかる重さだって違う。




「・・・。」




「撃っていいですよ。」


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