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安室さんが赤井さんのライフルバックを持って行ってくれたおかげで彼ら三人の大体の作戦は理解した。赤井さんのライフルの暗視スコープはダメになってしまった。だが奴らの乗り物のプロペラの結合部さえ見えれば奴らを落とすことは可能らしい。





だが、奴らの機体を少なくとも5秒照らせないとどうにもならない。さらには態勢を崩し、プロペラとの結合部があちらに見えるように態勢を崩さなくてはいけない。




「となると、こうするしかないかな。ロープ持っててよかった。」




先ほど降り止んだ雨がまた降ってきた、彼らは車軸についている爆弾を爆発させる気なのだろう。もはや人間の所業ではない。




先ほどから耳元で声がする。作戦開始だ。




安室さんが先ほど解除した爆弾で機体を照らす。




「すごい音だな。」




そしてコナンくんから放たれたサッカーボールが機体にあたりさらに上に打ち上げられ花火となり機体全体を照らす。




「やっぱり。」




計算外なことがひとつ起こった。
コナンくんの蹴ったサッカーボールに当たった機体はその体をまるで鯨が水面に上がる時のように上を向く、この方向では赤井さんからプロペラ部分が見えない。




物語とはそれぞれに役割が存在しているのだと思う。彼にはこういうことをさせる。彼女にはこういうことを言わせる。それは本人が意図していないところでも動き続けている。どうしてこの状態で組織の機体は落とせないのか。それは、私の役割がまだ残っているからだろう。




「赤井さん!しっかりスコープ覗いておいてくださいよ!」


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