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「怪盗キッド、なんで?」



「俺が白鳥警部に化けているのは気がついていたんだろう?」



「気がついてましたけど。」



だって白鳥警部フェイ{emj_ip_0857}*ブックとかやっているし。軽井沢の風景とかたくさん上がっているから、あの時一緒に城へ行ったのは本物の白鳥刑事ではないとわかっていた。



「少年にそれを言わないでおいてくれたこと、お礼を言おうと思って。」



「それだけのために?」



「あと、もう一つ。」



「?」



「君の情報収取能力が欲しくてね、君は例の集団の一員なんだろう?」



「・・・。」



「無言は肯定、だな。」



「なんで知っているんですか?」



「企業秘密だ。なぁ、俺と一緒に来ないか?」



手を敷かれて窓の近くまで歩かされる。思考回路はショート寸前である。



「おっと、今日はやめておこう。」



「え?」



「君の後ろですごい殺気立って今にも俺を殺そうとしている男がいるんでね。」



振り向くと髪は濡れたままだし、上は着てない状態でこちらをすごい剣幕で睨んでいる赤井さんがいた。寝る時も黒い服なんですね。



「誄、こちらに来い。」



「今日のところは引きあげるよ。また会おうな。」



白い鳩がたくさん飛んでいく。



怪盗キッドが消えた窓はただ、カーテンがたなびいているだけだった。


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