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事件の概要を調べているうちにわかったこと、沢木公平さんは旭勝義という人物がこの度オープンする海洋娯楽施設《アクアクリスタル》のお店を一件任されるようになっているということ。そしてその相談で旭さんに会いに《アクアクリスタル》へ向かうということ。
「事件の匂いしかしないじゃない。」
乗り掛かった船というか、勝手に手を引かれ船に乗せられたというか。そういった感じではあるが仕方がない。この間から疑問に思って仕方のないことも一つある。
それは赤井秀一が今回の事件の数字の1に当てはまっているのではないかということ。コナンくんにこのことを相談したが「赤井さんは毛利のおっちゃんとは関わってないから違うと思うけど。」と言われてしまった。
本人に直接聞ければいいのだがそういったことをする勇気もない。もし、「そうかもしれないな。」などと言われてしまったら私は彼にそう返事をしたらいいいのだろうか?
「ここは乗り込むしかないか!」
意気揚々とバイクに跨りコナンくんが向かっているであろう、海洋娯楽施設《アクアクリスタル》へ向かった。
金持ちの考えていることを分かりたいとは思わないがおこぼれは欲しいと思う。なんなら靴だって舐めていい。だがしかし。
「金持ちの考えていることはわからん。」
海洋娯楽施設とはなんたる壮大なお名前ですこと。なんて思ってはいたものの実際に来てみるとその大きさに圧倒される。本館まで向かうのはモノレールとうアトラクション付きだ。
「あれ、お姉ちゃん!?」
「おー、コナンくん。何してるのこんなところで。」
「お姉さんこそ。」
「私はここら辺の散歩。だけどコナンくんがここにいるってことはまた事件ですか?」
「・・・絶対嘘だ。」
「何が?」
「散歩って嘘でしょう。」
「えー?嘘じゃないよ、本当。」
「蜂谷さんじゃないですか。」
「うわぁ、安室透。」
コナンくんと話をしていると私の後ろから聞きたくない声がした。ギギギと効果音を鳴らしながら振り返るとそこには安室透。何これデジャブ?
「うわぁ、って。もっと可愛らしい反応をしてくださいよ。」
「・・・。」
「お姉ちゃん?」
「わー。安室さんじゃないですか奇遇ですねこんなところで会うなんてこの間だって私が一人でカフェでお茶しているところに勝手に現れて私が楽しみに読んでいた推理小説の犯人をばらした安室さんじゃないですか。どうしたんですかこんなところで、私の後に現れるなんてもしかしてストーカーまがいなことをやっているんですか?それとも毛利探偵のお仕事のお邪魔でもしに来たんですか?」
「・・・まだ根に持たれているんですか。」
「安室の兄ちゃん何したの?」
「私がたのしみに読んでた推理小説の犯人をペロッとばらしたの。」
「・・・最低。」
「コナンくんまで!?」
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