昼休みにいつもの5人で集まっていたら、最近タケミチが無理矢理仲良くなって俺たちまでずるずると仲を深めているクール系美人のAAAさんがふらりとこちらに寄ってくる。いつもはこちらが話しかけているばかりなので珍しいな、と彼女をみると地べたに座る俺たちをぐるりと見て一息ついた。ミステリアスなクールな美人、中学生女子に使うには大人びすぎている気がしないでもなかったが、本物をみると「わかる」と思ってしまう。
「今日いいことした人〜」
「は?」
「はい!俺は!今日!小テスト合格しました!!」
「え?」
「はい、タケミチ君はやかった、優勝。あげる」
「は?」
「ありがとうございま…………ブラックコーヒー」
「自販機であたったの、飲まないしあげる。飲めないなら誰かにあげて。」
「えぇ………?」
「それじゃ」
茶番なのか本気なのかタケミチと特にも損にもならないようなやりとりをして、またふらりと過ぎ去っていく様は嵐のようで、弱々しく缶コーヒーを持ったタケミチが「マイキーくんに似てる横暴さだ」と呟いた。
結局、ありきたりな缶のブラックコーヒーは俺が飲んだ。苦っ


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