主人の勝利
大空戦が始まった。
今回はギャラリーもたくさんだ。
いつもいるリボーン様とバジル君と僕だけでなく、コロネロさんとシャマル先生、城島犬に柿本千種までいた。
初っ端から僕はビビらされた。
ザンザスが手から放った憤怒の炎は鉄筋の校舎をいとも容易くくり抜いてしまったのだから。
そりゃあ、スクーデの厚みも凄いことになるわけだ。
まさかここまでの威力だなんて思わなかった。
ツナ君は正面からその炎を受けて立って競り勝った。
でもそれは藪蛇で、ザンザスは憤怒の炎を充填できる銃を使い始めた。
しかも、その中遠距離の武器を活かして、あちらの嵐の守護者ベルフェゴールと雷の守護者レヴィ・ア・タンを毒から救い出した。
獄寺君の命もランボ君の命もダメかと思った時、雲雀さんがベルフェゴールに勝負を仕掛けて、ちゃっかり獄寺君を助けてくれた。
そして獄寺君はすぐにランボ君を救いに行った。
いつもはあんなにウザがってるけど、やっぱりこういう時はちゃんと助けてくれるんだな。
ツナ君は零地点突破を試みた。
なぜかそのノッキングするような炎を見て、ザンザスの目の色が変わった。
ずっと格下のドカスを見る目をしていたけれど、明らかに危険な敵を見る目になって、怒涛の攻撃をツナ君にかましてきた。
何度も攻撃を食らってもうダメかと思ったけど、ツナ君は零地点突破で上手く炎を吸収した。
でもなぜかザンザスは零地点突破はそんな技じゃないと断言した。
まるで本物の零地点突破を知っているかのような物言いだった。
ツナ君は自分の零地点突破を貫くと言って、今度は炎を吸収した上にその吸収した炎を自分の炎に変えた。
これにはザンザスも大激怒。
ザンザスの顔に古傷のような痣が浮かんだ。
そして観覧席に亡霊が現れた。
雨戦で鮫に食べられ死んだはずのS ・スクアーロだった。
彼は車椅子に乗せられて銃に囲まれた状態でディーノさんに連れて来られた。
ツナ君とザンザスの戦闘は激化し、力比べみたいな状態になってツナ君はその勝負に意外な形で勝った。
ザンザスの炎を凍らせたのだ。
どうやら初代ボンゴレが編み出した零地点突破は死ぬ気の炎を凍らす技だったらしい。
ツナ君はザンザスを全身凍らせた。
ザンザスが負けたと思ったスクアーロはゆりかごでザンザスが9代目に凍らされた事実を白状した。
でも、なんだか他にも隠していそうな雰囲気だった。
一方、獄寺君は他の守護者も救出に回っていて、雲雀さんに助けられた山本君と合流した後クロームちゃんの救出に向かって、ベルフェゴールとマーモンと会敵した。
クロームちゃんの解毒には成功したものの、守護者のボンゴレリングは奪われてしまった。
守護者のボンゴレリングを持ったマーモンとベルフェゴールが疲労困憊のツナ君の前に現れて、ツナ君の大空のリングを強奪した。
7つのリングは死ぬ気の炎を灯して、ザンザスの氷を溶かした。
このままじゃザンザスが勝ってしまう、もうダメだと思った時、リングがザンザスを拒絶した。
「オレと老いぼれは血なんて繋がっちゃいねぇ!!」
ザンザスのその発言で僕はしばらく疑問に思っていたことの回答を得た。
ブラッド・オブ・ボンゴレでない者にバリエラを付けられない。
そりゃあザンザスにバリエラはいないわけだ。
ただでさえ、バリエラの一族は人手不足なのだから。
スクアーロがザンザスの過去を暴露した。
彼は貧しい生まれで自分が養子である事実を知らずに9代目の嫡子として育ち、事実を知ってクーデターに至ったことを。
全てを道連れにするなどと言い出したザンザスにマーモンとベルフェゴールは賛成し、既に他のヴァリアー隊員50人もまもなくここ並中に到着すると告げた。
「そっちがそのつもりならオレ達がツナ側で応戦するぜ。ここから出せコラ!」
「この場合文句はないはずだ。」
「拙者も戦います!!」
コロネロさん、ディーノさん、バジル君が応戦モードに入り、チェルベッロもヴァリアーを失格と認めて戦いへの参加を認めた。
でもリボーン様が観覧席の赤外線センサーが解除されていないことに気付いた。
「甘いよ、細工しておいたのさ。あいつらはまとめてオリの中で消す予定だからね。」
してやられた。
コロネロさんが強引に出ようと銃を構えるとチェルベッロに制止された。
「無駄です。内部からの攻撃で爆発する仕組みなのです。」
いやいやいやいや、妨害が嫌だからってそこまですることないでしょ。
策士策に溺れるってやつかな?
「みんな僕の周囲に集まってください。僕が爆発から守ります!」
「はぁ!?何言ってるびょん!!」
城島君が抗議してくる。
「君は僕の能力を知ってるだろ!絶対守るから近寄って!」
「っ!!」
「犬、信用できる?」
「…確かに守りに関しちゃ強いびょん。」
柿本君と城島君も近寄ってくれて、コロネロさんが再度ライフルを構え早速オリを壊そうとしたその時。
「暴蛇烈覇!!」
ヴァリアーの応援があっさり散る瞬間を僕は見た。
現れたのはランチアさん。
六道骸の被害者だと聞いている。
とりあえず僕はみんなを守るようにスクーデを張って、1箇所だけ銃弾が通り抜けられるくらいのちいさな穴を開けた。
「リボーン君!」
「ああ、任せろ。」
リボーン様はその僅かな穴に見事に銃弾を通し、爆発を起こした。
僕はすぐさま穴を塞ぎ、みんなを守った。
煙が晴れると僕も含めみんなツナ君達と合流し、ザンザス達を囲った。
さすがのマーモンとベルフェゴールもこれには降参した。
ザンザスは色々怒りを吐き出した後、意識を失った。
そしてチェルベッロからツナ君の勝利が発表された。
ツナ君は疲れていたのかそれを聞いて意識を失ってしまった。
「ツナ君!」
ツナ君の元へ駆け寄って様子を見る。
かすり傷や軽い火傷がたくさんあるけど、命に別条はなさそうだ。
リボーン様が応急処置をしてくれて、僕は完全に意識のないツナ君を背負った。
「守屋、10代目をお運びするのは右腕たるオレだ。」
ぼろぼろの体でよく言うよ。
全く、本当自分のこと顧みないんだから。
「獄寺君は怪我してるだろ?今回のリング争奪戦、何もできなかったからこれぐらいさせてよ。」
「…チッ…わかった。」
そう言って獄寺君はタバコに火をつけた。
ちょっと不貞腐れてる感じでぼろぼろだけどなんか無駄にイケメンだな。
「ツナ君のこと心配ならさ、僕らをツナ君ん家まで送ってよ。」
そう言ったら獄寺君はあからさまに表情を明るくした。
「そうだな、右腕のオレがしっかり守護しなきゃな!」
前言撤回、この人めっちゃ可愛い。
今回はギャラリーもたくさんだ。
いつもいるリボーン様とバジル君と僕だけでなく、コロネロさんとシャマル先生、城島犬に柿本千種までいた。
初っ端から僕はビビらされた。
ザンザスが手から放った憤怒の炎は鉄筋の校舎をいとも容易くくり抜いてしまったのだから。
そりゃあ、スクーデの厚みも凄いことになるわけだ。
まさかここまでの威力だなんて思わなかった。
ツナ君は正面からその炎を受けて立って競り勝った。
でもそれは藪蛇で、ザンザスは憤怒の炎を充填できる銃を使い始めた。
しかも、その中遠距離の武器を活かして、あちらの嵐の守護者ベルフェゴールと雷の守護者レヴィ・ア・タンを毒から救い出した。
獄寺君の命もランボ君の命もダメかと思った時、雲雀さんがベルフェゴールに勝負を仕掛けて、ちゃっかり獄寺君を助けてくれた。
そして獄寺君はすぐにランボ君を救いに行った。
いつもはあんなにウザがってるけど、やっぱりこういう時はちゃんと助けてくれるんだな。
ツナ君は零地点突破を試みた。
なぜかそのノッキングするような炎を見て、ザンザスの目の色が変わった。
ずっと格下のドカスを見る目をしていたけれど、明らかに危険な敵を見る目になって、怒涛の攻撃をツナ君にかましてきた。
何度も攻撃を食らってもうダメかと思ったけど、ツナ君は零地点突破で上手く炎を吸収した。
でもなぜかザンザスは零地点突破はそんな技じゃないと断言した。
まるで本物の零地点突破を知っているかのような物言いだった。
ツナ君は自分の零地点突破を貫くと言って、今度は炎を吸収した上にその吸収した炎を自分の炎に変えた。
これにはザンザスも大激怒。
ザンザスの顔に古傷のような痣が浮かんだ。
そして観覧席に亡霊が現れた。
雨戦で鮫に食べられ死んだはずの
彼は車椅子に乗せられて銃に囲まれた状態でディーノさんに連れて来られた。
ツナ君とザンザスの戦闘は激化し、力比べみたいな状態になってツナ君はその勝負に意外な形で勝った。
ザンザスの炎を凍らせたのだ。
どうやら初代ボンゴレが編み出した零地点突破は死ぬ気の炎を凍らす技だったらしい。
ツナ君はザンザスを全身凍らせた。
ザンザスが負けたと思ったスクアーロはゆりかごでザンザスが9代目に凍らされた事実を白状した。
でも、なんだか他にも隠していそうな雰囲気だった。
一方、獄寺君は他の守護者も救出に回っていて、雲雀さんに助けられた山本君と合流した後クロームちゃんの救出に向かって、ベルフェゴールとマーモンと会敵した。
クロームちゃんの解毒には成功したものの、守護者のボンゴレリングは奪われてしまった。
守護者のボンゴレリングを持ったマーモンとベルフェゴールが疲労困憊のツナ君の前に現れて、ツナ君の大空のリングを強奪した。
7つのリングは死ぬ気の炎を灯して、ザンザスの氷を溶かした。
このままじゃザンザスが勝ってしまう、もうダメだと思った時、リングがザンザスを拒絶した。
「オレと老いぼれは血なんて繋がっちゃいねぇ!!」
ザンザスのその発言で僕はしばらく疑問に思っていたことの回答を得た。
ブラッド・オブ・ボンゴレでない者にバリエラを付けられない。
そりゃあザンザスにバリエラはいないわけだ。
ただでさえ、バリエラの一族は人手不足なのだから。
スクアーロがザンザスの過去を暴露した。
彼は貧しい生まれで自分が養子である事実を知らずに9代目の嫡子として育ち、事実を知ってクーデターに至ったことを。
全てを道連れにするなどと言い出したザンザスにマーモンとベルフェゴールは賛成し、既に他のヴァリアー隊員50人もまもなくここ並中に到着すると告げた。
「そっちがそのつもりならオレ達がツナ側で応戦するぜ。ここから出せコラ!」
「この場合文句はないはずだ。」
「拙者も戦います!!」
コロネロさん、ディーノさん、バジル君が応戦モードに入り、チェルベッロもヴァリアーを失格と認めて戦いへの参加を認めた。
でもリボーン様が観覧席の赤外線センサーが解除されていないことに気付いた。
「甘いよ、細工しておいたのさ。あいつらはまとめてオリの中で消す予定だからね。」
してやられた。
コロネロさんが強引に出ようと銃を構えるとチェルベッロに制止された。
「無駄です。内部からの攻撃で爆発する仕組みなのです。」
いやいやいやいや、妨害が嫌だからってそこまですることないでしょ。
策士策に溺れるってやつかな?
「みんな僕の周囲に集まってください。僕が爆発から守ります!」
「はぁ!?何言ってるびょん!!」
城島君が抗議してくる。
「君は僕の能力を知ってるだろ!絶対守るから近寄って!」
「っ!!」
「犬、信用できる?」
「…確かに守りに関しちゃ強いびょん。」
柿本君と城島君も近寄ってくれて、コロネロさんが再度ライフルを構え早速オリを壊そうとしたその時。
「暴蛇烈覇!!」
ヴァリアーの応援があっさり散る瞬間を僕は見た。
現れたのはランチアさん。
六道骸の被害者だと聞いている。
とりあえず僕はみんなを守るようにスクーデを張って、1箇所だけ銃弾が通り抜けられるくらいのちいさな穴を開けた。
「リボーン君!」
「ああ、任せろ。」
リボーン様はその僅かな穴に見事に銃弾を通し、爆発を起こした。
僕はすぐさま穴を塞ぎ、みんなを守った。
煙が晴れると僕も含めみんなツナ君達と合流し、ザンザス達を囲った。
さすがのマーモンとベルフェゴールもこれには降参した。
ザンザスは色々怒りを吐き出した後、意識を失った。
そしてチェルベッロからツナ君の勝利が発表された。
ツナ君は疲れていたのかそれを聞いて意識を失ってしまった。
「ツナ君!」
ツナ君の元へ駆け寄って様子を見る。
かすり傷や軽い火傷がたくさんあるけど、命に別条はなさそうだ。
リボーン様が応急処置をしてくれて、僕は完全に意識のないツナ君を背負った。
「守屋、10代目をお運びするのは右腕たるオレだ。」
ぼろぼろの体でよく言うよ。
全く、本当自分のこと顧みないんだから。
「獄寺君は怪我してるだろ?今回のリング争奪戦、何もできなかったからこれぐらいさせてよ。」
「…チッ…わかった。」
そう言って獄寺君はタバコに火をつけた。
ちょっと不貞腐れてる感じでぼろぼろだけどなんか無駄にイケメンだな。
「ツナ君のこと心配ならさ、僕らをツナ君ん家まで送ってよ。」
そう言ったら獄寺君はあからさまに表情を明るくした。
「そうだな、右腕のオレがしっかり守護しなきゃな!」
前言撤回、この人めっちゃ可愛い。
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