3話
#ドラマトラックネタバレあり
「左馬刻、いきなり初対面の女性に対して失礼でしょう」
「…ちっ」
銃兎がなだめてくれる
「すみませんね、怖がらせてしまって」
『いえ…』
この時私は、自分の知っていることを話すべきか迷ったが、ドラマトラックでも乱数が正直に話させるリリックが〜みたいなことを言っていたので、嘘をついてもどうしようもないと思い、素直に打ち明けることにした。
『…今度は、私の話を聞いてくださいますか
?』
「ええ、大丈夫ですよ」
『私は、貴方たちを知っています』
「そりゃそうだろうよ、各ディビジョンの代表が集まってんだ」
呆れたように左馬刻が言う
『違うんです。ディビジョンの代表だから知ってるとか、そういうんじゃなくて…いや、そういうのなのか?うーん…』
暫く考えた後、こう言った。
『貴方たちの過去も、知っているんです』
そう言うと、何人かの視線が冷たく凍った
「…えっと、それはどういう意味なんです?」
一郎が困惑した表情で言う
『ここは、貴方たちのいた世界とは異なる世界。所謂異世界です。それで、私の世界で貴方達は有名人なんです』
「…」
誰もが黙り混む
困惑しているのだろう
『…とりあえず、うちに上がりませんか?』
そう言って、私は彼らを家へと招き入れた
状況説明
(まずは説明しないとね)