「とっても美味しそうだ!ありがとう○○」
そう言いながら魔法でフォークを出して、箱からケーキを食べ始めた。やっぱりショートケーキでなくチョコレートケーキにして正解だった、と△△は安堵する。
「いえいえ、それより感想どう?」
「最高だよ、でもこれ僕だからいいけど流石にほかの人にあげるには甘すぎないかい?」
「いいの、彼も甘党だから」
「ならその彼とは僕はいい友達になれそうだね」
ちくり、ちくり、なんでもない言葉が胸にささる。
でもそれには気づかないことにしてはいまこの目の前にある幸せを噛み締める。
「そうね」
リーマスと別れた後△△は必ず大イカの住む湖の辺で静かに泣く。
彼は絶対に彼女を名前で呼ばない。壁を作っていた。
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